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内容説明
時は平安、少女・茨木は父探しの旅の途中、鬼に耳を齧られ14歳で鬼になるという運命を背負うことになるが…。劇画原作の第一人者・小池一夫の同名小説を、皇なつきが美麗に魅せる平安絵巻コミック第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぶり
26
同時発売された2巻の表紙に惹かれ購入。中の絵は水墨画のように描かれているのが印象的。本当に昔の本を読んでいる気分です。物語自身も、日本昔ばなしのようで鬼や山姥、金太郎に龍などが登場します。解説文がないので登場人物の会話だけで今がどんな状況なのか判断するのが少し大変でした。半鬼化してしまった茨木が14歳になった時、果たしてどうなるのか…。今まで読んできた漫画とは全く違った画面に、初めは驚きっぱなしでした。絵柄もですが、画面全てが和風。こんな個性たっぷりでも漫画として出版される漫画界の自由さに感服です。2014/05/20
たかはし
15
皇さんの絵が相変わらず極上な絵巻物。ついつい絵に魅入ってページを捲る手が止まってしまう箇所が多々。保輔が恐ろしくいい男だった。それだけに光源氏計画を期待していた私は保輔が龍になる最期に愕然。まじか・・そんなバカな!!すっかり光源氏計画キター!と予想し萌えていた私の興奮返して~!笑 今後のいばらきの困難が目に見えます・・2014/04/09
なも
13
舞台は平安時代。幼い少女「いばらき」を中心に、金太郎や藤原保輔、阿倍清明に藤原純友など、有名どころが登場する御伽草子。鬼に噛まれるとそこから毒が入り、14歳以後年をとる事の無い物の怪に変わるという。自身が黒蔵主という鬼に噛まれ、変化していく体と能力、時勢などに振り回され転々とする少女。おそらくは茨木童子の話。造詣も深くなけりゃ古典に馴染みがあるわけでもない私のような読者にはちと敷居が高いか?なんて思い読んだけど、絵の綺麗さと中身で押し切られたなぁ。言葉とかはやっぱり馴染みなくて一瞬困るけど、読ませる漫画。2015/02/09
ヨダ
10
漫画というより絵を見ている感じ。鬼になる悲しい宿命を背負う茨木のこれからが気になる。金太郎が良いなぁ。2014/03/27
びびとも@にゃんコミュVer2
9
皇さんの絵に惹かれて購入。美しく躍動感のある絵がとてもステキ。鬼になる運命を背負った茨木のこれからが気になる。2014/03/22