SB文庫<br> ブラック・リスト -極秘抹殺指令-(下)

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SB文庫
ブラック・リスト -極秘抹殺指令-(下)

  • ISBN:9784797374872

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内容説明

「ブラッド・ソーの作品は、まるで明日の朝刊のトップ記事を読むようだ! 」
――ダン・ブラウン

ハーヴァスは同僚と連絡を取るべく、あらゆる手段を試すが、誰一人として返事がない。
一方、襲撃を生き延び、隠してあった車で逃亡したカールトンも部下たちを探すが、何者かに通信手段を遮断されていることに気づく。
そんな中、ハーヴァスはニコラスからのメッセージを受け取り、メキシコを経由して彼の隠れ処へとたどり着く。
その地でニコラスは、ロメロが残したフラッシュドライブの中身について、恐るべき事実を語り出す…!
実際に起きた国家安全保障局(NSA)のスキャンダルを予見した、戦慄のノンストップ・スリラー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoko

8
超監視社会の中、老練な諜報員たちが裏をかいてアナログな方法で連絡を取る様子が小気味良い。現実社会はさらにもっと複雑に進歩しているのだろう。主人公が信頼してヘルプを出す面々が個性豊かで技術も胆力もハンパないのが爽快。隠密レディースチームなんかの登場も新鮮でした。ただこのブラッド・ソー、別の作品を読んでみたいっ、とこの私に思わせるには至らず…。2016/08/07

siva

6
面白かった!「完全監視」と「完全情報認識」。スノーデン事件を考えても、ここに書かれている内容のかなりの部分が小説ではなく現実として、知らない間に実行されているのだろうと薄ら寒くなる。ちょうど昨日「トランセンデンス」を見てきたところだが、監視するのがAIか国かの違いで、普段の行動どころか考えているところまでプライバシーなんてない時代なのかも・・2014/06/28

Richard Thornburg

5
感想:★★★  下巻に入ってから、ストーリーはめまぐるしく動きます。  以前に読んだ本で諜報員から尋問官まで民間委託という予備知識はありましたので、民間人の諜報活動に抵抗はありませんでした。  しかし、そんな民間企業のバックにあるのは国家なわけで、そこで行われる悪事にブレーキはかけられないという怖さは考えさせられました。  ストーリー的には面白いと思うのですが、いかんせん誤字と変な日本語には興醒めして話に入り込めませんでした。  これで誤字もなく普通に読める日本語なら話に入り込めてよかったのになぁ~2014/10/31

tai65

2
星5つ2020/06/01

タナー

2
下巻に入り、ハーヴァスらカールトン・グループのメンバーを狙っている敵の正体が明らかになる。ハーヴァスはあらゆる手段で他の同僚と連絡を取ろうとするが、誰からも返事がない....。ボスであるカールトンもまた、部下たちを必死に探すが、何者かに通信手段を遮断されていることに気づく....。冒険小説というと、やたら長いわりに内容が薄いというイメージを抱いていたが、この作品はテンポもよく物語の展開が分かりやすいのでドンドン読めてしまう。実際に起きたNSAのスキャンダルを予見したといわれ、高い評価を得た作品。2014/04/20

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