KINZAIバリュー叢書<br> デリバティブとはさみは使いよう

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KINZAIバリュー叢書
デリバティブとはさみは使いよう

  • 著者名:岩橋健治
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 金融財政事情研究会(2014/04発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784322124347
  • NDC分類:338.1

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内容説明

なぜ輸入業者が円安で収益改善?
輸出業者は円安でもう安心?
為替デリバ損失で非があったのは、「売り手」?「買い手」?
それとも「商品」?

 誤ったヘッジ、非合理的な資金調達・運用のケースからデリバティブの正しい使い方、売り方を知り、企業経営を為替変動リスクから解放しましょう。

  本書を読めば、たとえば……
●為替オプションの売り取引という商品自体が特に危ないわけではなく、「解約不可」によって反対取引をする機会を奪う条件で、商品を販売した銀行、その前提をわかったうえで商品を買った顧客企業の双方に問題があったことが、納得できます。
●また、外国に投資をする際に、為替リスクをとりたくなければ、投資する国の通貨で調達すればいいのです。金利が低いからといって、円で調達するのは、投資対象国の通貨と円の金利差分、為替リスクをあえてとりにいっているということが、よくわかります。

はさみを上手に使う人、はさみでケガをする人、はさみでケガをしたからはさみを使わなくなった人、はさみで他人にケガをさせる人、ケガをしないように使い方を教えながらはさみを売る人、切れ味鋭いはさみを作る人……。

どれほど切れ味抜群のはさみを使っても、使い方を誤れば効用は中途半端、下手をすれば凶器にもなります。
本書は、一人でも多くの人にデリバティブの正しい使い方を理解、実践してもらいたいためのハウツー本です。

目次

第1章 デリバティブは商品が悪いのですか?使い方が悪いのですか?
第2章 「ヘッジ」って何?
第3章 為替と金利の話
第4章 銀行のリスク管理の話
第5章 本業でとっているリスクと本業以外のリスクの分離(管理会計の勧め)
第6章 デリバティブの正しい使い方

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