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内容説明
東日本大震災の原発事故を予見したかのような内容により、一度は連載を中断した禁断の章が遂に単行本化。原子力発電所の危険性、労働者達の現実、そして、闇に隠れた利権…。安全神話崩壊のタブーに白竜が斬り込む!!時を経ても忘れてはならない現実を再び脳裏に焼き付ける衝撃の話題作がここに!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
6
東北大震災の直前から連載が始まって原子力関連の闇の部分を描き始めたら大地震で、連載が中断していたのだけど、やっと日の目を見ることができた問題作。活断層の上にある原発の恐ろしさと、原子力利権に絡む公権力とか、これ以上にろくでもないことが実際にありそうですねぇ2014/03/16
緑虫@漫画
3
3年前、地震で世の中が大変なことになっていたときに漫画の世界は白竜LEGENDの話題で持ち切りになっていたのでした…。2011年の2月に原発直下の活断層をネタにするとか、タイミングの仕上がりっぷりが神。2014/03/13
unpyou
2
巨大電力会社による原子力利権の闇に「大きなシノギの匂いがするな…」と切り込んでいく白竜。東電の人が読んだら激怒するんだろうし、原発の下に活断層が存在する事実を封じ込めるためにヒットマンが放たれるなんてこともあり得ねえだろう、そもそも原発作業員の周旋にはヤクザが密接に絡んでると聞くが原発内部の待遇を聞いてビックリするとは何故?!などと笑いながら読む感じだが、面白いから仕様がない。。2014/04/06
チョコ大福
2
震災前にこの題材で描いた事が凄い。私はおバカだから、原発の事を何も知らなかった。戻れるなら50年60年前に戻りたい。2014/03/28
笠
1
3.5 2011年2月に連載が開始し、「3.11を予言した」とも言われたエピソード。企業のゴシップを聞きつけて強請りで金を引っ張るのは白竜の黄金パターンだが、今回のモデルは東電。原発の多重下請け構造や、ずさんな地質調査などを批判し、このままではチェルノブイリの二の舞いになると作中キャラが不安を煽るが、まさかひと月も経たないうちにその不安が現実になるとは作者も思っていなかっただろう。2023/11/17