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内容説明
舞台は昭和30年台の東京。福島から上京してきたノンコと、都電の車掌・マサヨシの心暖まる交流。そして当時の風景…。
「カレチ」でマニアを唸らせた電車漫画の名手・池田邦彦が“都電”と“昭和”をテーマに描く、叙情ショートシリーズ!
書き下ろしも多数収録した読み応え抜群の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
51
都電じゃないが、京の市電も懐かしい。緑にベージュは市内一円。いつもは京津線だったがたまに市電が乗れるのが嬉しかった。碁盤の目とはいえど田舎者の私にはハラハラドキドキ。学校から京都駅まで15円やったかしら・・。今は地下鉄。愛想も小想もないが早いのは早い。私が務めさせてもらっていた保育園には廃止になった市電がありましたよ(^^♪2017/12/14
saga
23
著者の鉄道漫画を読むのは2作目。カレチよりも時代は少しだけ遡る、東京の都電を舞台にしたノン子と都電車掌マサヨシのラブコメか? 東京はオリンピックを契機に都市計画を誤ったのではないかと思う。都内を縦横無尽に走る都電は、自動車の台頭で肩身が狭くなっていく。平成の今、都電荒川線だけしか残っていないが、もしも全ての都電が残っていたら、電車を利用したパーク&ライドが実現していたかも。水都江戸の水路の上に首都高が蓋をすることもなく、もちろん日本橋の上は広々とした空が……ホンワカ温かいシリーズに期待!2014/03/04
かっぱ
17
都電の走る50年前の東京の街が舞台のほんわかとやさしい漫画。この主人公の福島から来た女の子が子供を産んで、その子供たちが東京生まれの東京人となっていく。そんなことも想像しながら読みました。2014/03/09
アーチャー
16
ほのぼのさせながら読ませてもらいました。ただ、本書はPR誌、または業界誌に掲載されてるような空気を持っているな~と感じさせられました。同じ著者の作品なら「おもいで停留所」の方が好きかな。2015/07/22
akihiko810/アカウント移行中
14
昭和の都電物語。都電の車掌の青年と、質屋に住み込みの少女のほのぼのストーリー。 「3丁目の夕日」チックな心温まるお話。1話4Pなので簡単に読める。ノスタルジックなお話が心地よく、永遠に読んでいられる2021/03/12