内容説明
長年にわたり大蔵省(現:財務省)主税局で税制改正の企画・立案等に携わり、国税不服審判所でも敏腕を振るった筆者が、法令解釈の基本的手法をはじめ、正確な解釈に不可欠な法令用語の意味を具体例を交えて平易に解説し、併せて税法・判例の読み方・活かし方にも触れた画期的労作。
目次
序章 「法令を読み解く力」「判例を活用する力」を養うことがなぜ必要か
第1章 税法の構成(税法の構成と解釈との関係 成文の税法 公正な解釈のために)
第2章 法令解釈の必要性とその原理(法令解釈の必要性 解釈の原理―基本的態度と方法)
第3章 税法の読み方(法律の全体像の把握 解釈の前提―「事実の確定」と「法令の発見」 判例の意義とその重要性 判例の読み方)
第4章 判例の読み方(判例を学ぶ必要性とその心得 税務訴訟の概要 判例の活用)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かなえ
2
私にとっては、とても有用な一冊だった。税法の読み方の基本(言葉の使い方や句読点の打ち方のルール等)が、解りやすく説明されており、繰り返し読むに足る内容。電子で買ったけど、具体的な条文の読み解き方の説明は、紙本のほうが読みやすいかな。前のページを確認しながら読みたいので。なので、紙本もお取り寄せ。2018/12/30
KJ
0
けっこう苦労して読んだ。どこかで活きるんだと思うことにする。きっと自分の身になっているはず。うん!2023/08/07
ぺっちゃ
0
いい本。租税法の学習をする上で、読んでおくべき一冊。2019/12/03




