内容説明
2014年が開通120周年にあたる総武線の歴史、車両、運転、駅などを総合的に紹介。過去、房総夏ダイヤの実施や横須賀線との相互直通運転、183系のデビューとなった特急列車群の運転開始などなど、時刻表や車両史上もエポックとなったことがらを中心に丁寧な解説で詳しく紹介。また沿線各駅の今昔を貴重な写真で紹介し、総武線各駅の持つ歴史や特徴、変遷なども細かに解説。さらに総武線を走った歴代の車両や総武線と関わりを持つ私鉄各線の特徴・車両なども解説。
※この電子書籍は2014年2月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります
目次
第1章 カラーで見る総武線
第2章 総武線の歴史(総武鉄道の創立 国有化で「総武本線」に ほか)
第3章 総武線各駅探見(東京 新日本橋 ほか)
第4章 総武線を走った車両(モハ30系 モハ31系 ほか)
第5章 総武線沿線の鉄道(東武鉄道亀戸線 都営地下鉄新宿線 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どぶねずみ
28
本書は総武線120年を記念して出版されたものだが、今年は130年。10年の経過を感じさせないほど総武線の歴史が詰まっており、私の記憶にある懐かしい車両も載っているし、【犬吠】や【あやめ】という特急があったことは初めて知った。また、千葉駅は千葉県の大動脈を繋ぐターミナルで、今の大きな駅ビルになるまでの歴史を知れたのはとても感慨深い。総武線の全駅の今と昔を比較した写真を見れたのも良かった。私の総武線愛が更に深まった。2024/08/22
ひねもすのたり
8
総武線といえば千葉と三鷹を行ったり来たりする黄色い電車だよねというイメージでしたが、支線があったり本線は銚子までとかいろいろ複雑な路線であることを知りました。 子供の頃に黄色にオレンジ(中央線)や青(京浜東北線)緑(山手線)が混色されているのを見た曖昧な記憶があったんだけどそんな写真も載っていました。 最終頁に載っている昭和57年の秋葉原。背景に写る「石丸電気」「シントク電気」「TRIO」「ラオックス」の看板を見て泣きそうになりましたとさ。★42024/08/05
やまほら
3
過去の写真を中心とした第3章「総武線各駅探見」が中心で、きちんとまとめられている。移転前の千葉駅については、地図を付けてもう少し詳しく説明があれば、とは思いました。2014/04/12
rbyawa
1
e119、もともと千葉県、房総半島の路線はそれぞれ独立独歩の歴史を辿ってきたとか(事実上、それを結ぶのって総武線しかないよね?)、昭和7年に中央線と直通し新宿に入り、これが中央・総武緩行線と呼ばれ、昭和55年に横須賀線と直通して東京駅に入り、こちらが総武快速線。正直今の時点で「総武線ってどこからどこまで?」というのがよくわからないんですが、首都圏から5方向に出る路線の中でも影は薄く、しかし乗降数はけして少なくないよね? というかこれが最初の路線単独本なんですが、なんでこんなにややこしくなったんだよ一体ww2014/04/30
かど
0
関西人にとって影がうすい「総武線」ですが、売れ行きはどうなのかな?心配です。2014/08/03