光文社文庫<br> かどわかし - 再問役事件帳2

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光文社文庫
かどわかし - 再問役事件帳2

  • 著者名:鳴海丈
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334766894

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内容説明

筆店の息子の許嫁として、養女となったお咲。円満に過ごしていたはずなのに、ある日養母を刺し殺してしまう。お咲にはなにか心中に秘めた思いが……(娘分)。呉服商の手代が辻斬りで殺された。しかし、下手人の浪人・伊村佐兵衛は牢の中で自らの首を折り自害してしまう。それほどの胆力の男がなぜ辻斬りなど……(表題作)。江戸の冤罪専門捜査官、待望の第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんぶん

8
【図書館】 再問役事件帳、第二弾である。母親殺しと誘拐事件の二編を収録。 思えば鳴海 丈という作家は「官能時代小説」を得意としていました。 それを封印して本格時代小説をシリーズしている。 元々、エンターティンメントには定評のある作家で良く書けていると思う。 娘の義母愛のカラクリ、犯人の良心の呵責にて自殺など、ちょっとくびを傾げるが…人間ドラマとして良しとしよう。2015/09/21

ちゅるふ

0
「かどかわし」ではなかった。2014/02/21

Kentarou Takeuchi

0
引き続き高い完成度。しかしエロ&エロの鳴海先生がこんな作品を書けるとは。主人公たちの活躍で真相は明らかになるも、結果的に幸せになる人物が少なっている再問。何とも皮肉じゃないか。なんて素敵にジャパネスク思い出したわ。2019/05/09

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