光文社文庫<br> 再問役事件帳 - 江戸の冤罪専門捜査官

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光文社文庫
再問役事件帳 - 江戸の冤罪専門捜査官

  • 著者名:鳴海丈
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334765279

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内容説明

時は徳川10代将軍家治の治世。老中筆頭の田沼意次は、杜撰な犯罪捜査や事件の揉み消しが多発する現状を憂え、新たな役職を設置した。“冤罪”の疑いのある事件を再調査する〈再問役〉である。任に選ばれたのは中堅旗本の隠居・不破源兵衛と、御家人崩れの川野参九郎。町役人の圧力にもめげず、頑固老人と軟弱浪人の二人組が、正義のため事件の裏にある真実を暴く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんぶん

11
冤罪の疑いのある事件を再吟味する「再問役」。 徳川十代将軍家治の時代新たな役職を設置した、それが再問役である。 任に選ばれたのは、中堅旗本の隠居・不破源兵衛と御家人崩れの川野参九郎。 頑固老人と軟弱浪人の二人組が事件の裏を暴き出す。 快調な鳴海節が炸裂する大江戸爽快エンターティメント! 時代小説はこうじゃなきゃ。2015/08/31

カーメンホワット

6
冤罪を晴らす時代小説とは!鳴海丈さんぐっじょぶ!面白かった!現代もので刑事が2人組であたるように再問役も2人だ。面白い時代小説は脳みそが幸せだ2016/01/19

天笑院たか姫

3
時は徳川家治の治世。田沼意次は、ずさんな犯罪捜査や事件のもみ消しが多発する現状を憂え、冤罪の疑いのある事件を再調査(再問役)する部署を設け旗本の隠居・不波源兵衛と御家人崩れの川野参九郎が選ばれる。不波の剣の強さと真相を突き止める冴えがすごい。川野もだんだん感化されて続編が楽しみ。2017/06/07

Kentarou Takeuchi

1
エログロではない鳴海丈先生、しかしこれは面白い。結局センセは筆力あるわ。 主人公側が剣の達人でもエロの達人でもない程度で、活躍によるカタルシスではなく、物語の面白さで魅せられた。鳴海作品ここまで読んで、こういうのがあるとは思わなかった。特にサイコパス犯人を、視点を描いて見せた作品が良かった。2019/04/21

ちゅるふ

1
なんと「黒達磨」分皆無。まじめに冤罪解消のため、走り回ってますなぁ。2013/01/13

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