評伝 出光佐三 ─ 士魂商才の軌跡

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評伝 出光佐三 ─ 士魂商才の軌跡

  • 著者名:高倉秀二【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • プレジデント社(2014/04発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833420747

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内容説明

『海賊とよばれた男』の主人公のモデル、出光興産の創業者・出光佐三。
戦後の苦しい時代に、国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、
たった1隻のタンカー・日章丸で世界を驚かせた真の日本人の生涯!


「黄金の奴隷たるなかれ」。
出光興産を創業、百田尚樹氏の小説『海賊とよばれた男』の
主人公・国岡鐵造のモデルとなった稀代の経営者・出光佐三。

規制に抗し、自立を貫いた生涯を、
その生誕から神戸高商での学生生活、酒井商会での丁稚時代、
出光商会として独立、終戦後の苦難の時代、日章丸事件、
晩年の“事業の芸術化”まで、580ページに渡り克明に描いた随一の評伝。

いかなる苦境でも社員を正真正銘の家族として考える“大家族主義”とは?
終戦後、日本中が快哉を叫んだ“日章丸事件”の真相とは?
その思想や行動の軌跡を、佐三翁の著書編纂にも関わった著者ならではの視点で、
平成2年に書き下ろした。


【目次】
◆序章:巨人との対話
◆第1章:萌芽
◆第2章:青春
◆第3章:独立
◆第4章:大陸への道
◆第5章:死線を越えて
◆第6章:危機の時代
◆第7章:反骨精神
◆第8章:無私の構図
◆第9章:人間尊重
◆第10章:使命
◆第11章:指月の訓
◆第12章:廃墟の中で
◆第13章:布石
◆第14章:不死鳥のように
◆第15章:孤独な戦い
◆第16章:燃ゆるイラン
◆第17章:日章丸事件
◆第18章:飛躍
◆第19章:悲報
◆第20章:自由化の戦い
◆第21章:事業の芸術化
◆第22章:永遠の日本

目次

萌芽
青春
独立
大陸への道
死線を越えて
危機の時代
反骨精神
無私の構図
人間尊重
使命
指月の訓
廃墟のなかで
布石
不死鳥のように
孤独な戦い
燃ゆるイラン
日章丸事件
秘薬
悲報
自由化の戦い
事業芸術化
永遠の日本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおとろ

4
☆☆☆☆☆2019/12/05

2
大学の先輩。学部時代に出光記念館への道を聞かれてわからなかったことがある。神戸高商への入学は家が近かっただけでなく、初代校長の水島テツ也が広く天下の俊才を集めるために機会均等の門戸を開いたこともあり、教科過程の制度も巡り合わさったことにある。海賊と呼ばれた男でストーリーはわかっているが日本のために世界と戦った素晴らしい人である。2016/10/01

黒豆

2
強い意思と信念で出光興産を築いた出光佐三の一代記。幼少期から全ての年代で異彩を放っている。反骨精神、イランへの日章丸派遣、メジャーとのやりとり、などなど、本田宗一郎に通ずるものがあるがホンダは物作りに今も多彩な活動を続けるが、出光はあまり表に現れず仕組みも普通の会社になったが、内情はどうなんだろうか?と思った。百田尚樹の海賊とよばれた男の元本的な内容。2014/03/21

tsuyoshi

0
「海賊と呼ばれた男」に続いて読んでみました。出光佐三のスケールの大きさ、信念の強さに圧倒され、感動しました。 結構ボリュームがあるとで時間をかけてゆっくりと。2015/03/14

トックRock

0
時間が足りず途中で断念!2015/03/03

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