内容説明
定跡を覚えて実戦に挑むが、定跡を外された途端、次の一手が何も見えない。このような経験、身に覚えがありませんか。
振り飛車は受け身というイメージがありますが、相手が隙を見せたときには、力強く踏み込むことも必要です。相手の不備をとらえて有利に導く、振り飛車の重要手筋を1冊にまとめました。基本的な振り飛車だけでなく、相振り飛車や角道を止めない最新形の振り飛車も含め、幅広く紹介しています。分からないときは、答えを見てもらっても構いません。鈴木大介八段が正解手順だけでなく、自然な第一感の手や凡手との違いを明瞭に解説しています。級位者の方は初段へのステップアップとして。有段者の方は定跡のおさらいとして。本書で振り飛車の急所をマスターし、攻め味鋭い振り飛車を指しこなしましょう。
目次
序章 振り飛車について
第1章 四間飛車
第2章 三間飛車
第3章 中飛車
第4章 向かい飛車
第5章 相振り飛車
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むむむ4yyk
2
鈴木大介版指しこな本。書いてる側も結構意識してると思うw 四間飛車の部分ははっきりいってかぶってるが角交換と相振りが入ってるのがうれしい。2014/01/31
こまごめ
1
全ての振り飛車の仕掛け周辺の手筋が満載。石田流力戦の変化など、他の本では省かれている変化もあるので読んで損はないです。 ちなみにこの本の進行通りに変化してから負けた事があります。将棋に勝つには地力も必要と痛感させられました。
kinaba
1
良い。序盤よりも終盤よりもここが一番わからないところなので、仕掛けに関する本もっともっと増えて欲しい。2014/04/28