天才!成功する人々の法則

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  • サイズ B40判/ページ数 316p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062184397
  • NDC分類 159
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「1万時間の法則」ですっかり有名になった「天才!」のペーパーバック版。並外れた天才を生むのは才能? 環境? 新しい教育論です並外れた天才(アウトライアー)を生むのは「才能」? 「環境」?
「1万時間の法則」や「マタイ効果」ほかで大きな反響を呼んだ
あの名著『天才! 成功する人々の法則』が廉価なペーパーバック版で
登場。

『The Tipping Point』『Blink』『What the Dog Saw』『David and Goliath』ほか、
世界的ベストセラーを連発するアメリカのコラムニスト、マルコム・グラッドウェルが
挑んだ、まったく新しい教育論

・世界の一流スポーツ選手に共通する、ある「幸運」とは?
・ビートルズやゲイツ、ジョブズが成功した本当の理由は?
・IQ190“全米一の天才”が大成できなかったのはなぜ?
・「ユダヤ人」「移民」「服飾業」が成功する弁護士の条件だった?
・頻発した大韓航空機事故。最大の原因は“文化の違い”?
・アジア人の「数学的才能」は水田から生まれた?
・NY・ブロンクスに生まれた“秀才学校”の正体?

アメリカ人気No.1ビジネス書著者が挑む「新時代の成功論」
勝間和代さん激賞!「成功の方法・天才になる法則がつかめる本」!

その内容をひとことで言えば、「成功」の要素を“個人の資質”だけでなく、周囲の環境や文化的な側面から考察した、いわば「21世紀の成功論」です。

本書には多くのフレームワーク(考え方の枠組み)が出てきます。

持つ者はさらに豊かになり、持たざる者は持っているものまで取り上げられる「マタイ効果」、どんな才能や技量も、一万時間練習を続ければ“本物”になる「一万時間の法則」・・・・・・

グラッドウェルのフレームワークはやっぱりユニークで面白いです!

「アメリカでは知的なビジネス・パーソンは必ずこの本を読んでいる」と言われるほど、ちょっとした社会現象にもなっています。また同国では、子育てに関心のある、若いお父さん、お母さんにも広く読まれているようです。

アメリカのビジネス・パーソンと接する機会の多い方、自分のお子さんに、より多くの「機会」を与えたい、成長してほしいと考えておいでの方に特に読んでいただきたい本です!!

解説 勝間和代

プロローグ ロゼトの謎
第一部好機
第一章 マタイ効果
第二章 一万時間の法則
第三章 天才の問題点 その一
第四章 天才の問題点 その二
第五章 ジョー・フロムの三つの教訓
第二部 「文化」という名の遺産
第六章 ケンタッキー州ハーラン
第七章 航空機事故の“民族的法則”
第八章 「水田」と「数学テスト」の関係
第九章 マリータの取引
エピローグ ジャマイカの物語


マルコム・グラッドウェル[マルコム グラッドウェル]
著・文・その他

勝間 和代[カツマ カズヨ]
翻訳

内容説明

並外れた天才を生むのは「才能」?「環境」?「1万時間の法則」「マタイ効果」で反響を呼んだまったく新しい教育論!

目次

プロローグ ロゼトの謎
第1部 好機(マタイ効果;一万時間の法則;天才の問題点;ジョー・フロムの三つの教訓)
第2部 「文化」という名の遺産(ケンタッキー州ハーラン;航空機事故の“民族的法則”;「水田」と「数学テスト」の関係;マリータの取引)
エピローク ジャマイカの物語

著者等紹介

グラッドウェル,マルコム[グラッドウェル,マルコム] [Gladwell,Malcolm]
1963年イギリス生まれ。米国誌『ニューヨーカー』のエースライターとして世界中にファンを持つ

勝間和代[カツマカズヨ]
1968年東京都生まれ。経済評論家。現在、株式会社「監査と分析」取締役、内閣府男女共同参画会議議員、中央大学ビジネススクール客員教授。慶應義塾大学商学部卒業、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。少子化、雇用、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんちゃん

12
Outliersを天才と訳してしまうのはいささか誤解を生む。日本語版のタイトルから受ける印象とは異なり、本書の主張は我々の実感に近い。縁、運、環境…本人の努力以外の要素がいかに才能を飛躍させるために重要な役割を果たしていることか!もちろんチャンスを掴むには相応の準備が必要かもしれない。しかし、才能を決定づけているのは、天賦のものではなく、代々受け継がれてきた文化であったり、時代の趨勢であったり、まさに巡り合わせなのだ。だからと言って卑屈になる必要もない。何よりも成功者は確かに成功者に違いないのだから。2014/10/12

まなあん

10
マルコム・グラットウエル2冊目。成功している天才は自身に才能だけでなく、環境や社会情勢などの影響も多分にある。1万時間の法則など、成功には自らが夢中に取り組んだ結果という事例は親近感を持てる。「逆転!」の方が面白かった。2016/02/08

KASAO

9
自己啓発本かと思って読んだら手痛い反撃を食らった。天才は才を持っているから天才なのではなく、その才を伸ばせる土壌とそこに生まれる運を持ち合わせ、1万時間その分野に打ち込めれば成功できる。自己の努力だけが天才を天才たらしめているのはないというのは、目から鱗で面白かったけど生まれ落ちた環境に左右されるというのはそれはそれで残酷だと思った。ただまぁ、天才と呼ばれる人たちもおしなべて努力していると言われればもう努力しないことは理由にならないと、腹も括れる理由になるとも言える。2016/10/24

またおやぢ

9
日本語タイトルは『天才』だが『Outliers』を天才と呼ぶのには違和感を覚える。成功者と呼ばれる人々が、自らの欲する事柄にのめり込み(1万時間の法則)、知識と経験を得ている事には驚嘆するが、それが富や名声に繋がるか否かは、時代や環境、育った地域やその文化等の外発的要因にも拠るのが事実のようだ。また、成功を手にしたとしても「成功=幸福」か否かは、多分に本人の判断に委ねられる事も示唆している。我々に出来ることは、準備を怠らず、好機を捉える勘を磨き、日々の中に幸福を見つける目を養う事だと教示してくれる一冊。2016/06/09

中島直人

9
面白くて読み易い。おすすめ。 成功者は歴史と社会、好機と遺産の産物である。それらは、複雑に編み込まれた、優位性と彼らが受け継いだ遺産から生まれる。しかもその一部は与えられる価値があり、一部は与えられて当然と言えず、あるいは自ら勝ち取った分もあれば、単なる幸運で手に入れた分もある。だが、そのどれが欠けても成功者は成功者になり得なかった。outlierは最初からoutlierだっtわけではない。 他2つ:生まれつきの天才はいない。自主性、複雑さ、努力に見合う報酬の三つが満足のいく仕事に求められる特性。2016/05/03

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