角川コミックス・エース 「ガンダム」を創った男たち。下巻

著者名：大和田秀樹（漫画家）

KADOKAWA（2014/08発売）

• ISBN：9784041210079

内容説明

１９７８年、富野ヨシユキは昔の同僚である安彦ヨシカズの元を訪れ、あるアニメの企画書を手渡す。その企画書こそ、後に一大ブームを巻き起こす国民的アニメ『機動戦士ガンダム』だった…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[山犬]

ラストの冨田さんが超かっこいい！自分もあの時代に生まれてたらな～と思う。 冨田さんの一言すべてが熱い！！！

2014/12/03

[ぐうぐう]

劇場版公開を描く下巻。製作過程の裏話よりも、劇場版のＰＲを兼ねたイベント「アニメ新世紀宣言大会」に多くのページが割かれているのはいささか残念だが、これもまた、ガンダムを代表する出来事であることに違いない。その後に起こるガンダムのムーブメントは、まさしくイベント化していくのだから。本作が、お台場に建てられた実物大のガンダムのエピソードで閉じられるのは、そういう意味で象徴的だ。本作は完結したが、ガンダムという物語は、未だ閉じられていないことが、何よりもすごい。

2014/03/22

[nbhd]

これはしまった、ギャグ漫画だったとは知らなんだ。と、一読して多少のざわめきはあったものの、ガンダム最初期の製作者たちが血汗たぎらせる奮闘の歴史を知ることができてよかった。一般教養としてのガンダム、基礎編。たとえば、ファーストガンダムが打ち切りで終わったとか、当時から「アニメ＝おもちゃ販売収益システム」があったとか、ＰＲイベントにアルタ前が数千人で埋め尽くされたとかの事実が僕にはおどろき、「ガンダムの周辺」もなかなかドラマチックだ。30年以上の歴史と広がりをもつものは、やっぱりすごいな。

2014/05/06

[ミッキーの父ちゃん]

リアルタイムでファーストガンダムの初回放送を視聴していた私は、実は映画版を見ていません。でもここからガンプラと合わせて社会現象になって、今ではお台場に実寸(18m)のガンダムが立っているし、トヨタのオーリスにはシャー専用モデルがあるし、今だにお祭りが続いているようで、凄い作品だなと思います。

2014/03/24

[カラシニコフ]

伝説は、まだ終わらない　　★★★★★

2014/10/13