内容説明
アベノミクス、消費増税、対中外交……、決断の裏側で何が起こっていたのか!?
主要メディアが伝えないインサイドレポート。
第1次政権時の安倍首相は自ら旗振り役となって突き進んだ。だが、現在の安倍氏は常に最終判定者であることを心掛けている。
そのためには、菅官房長官と麻生副総理兼財務相の2人のお膳立てが不可欠である。主要政策すべての判断の際、この二等辺三角形の役割分担が機能して、成功してきた。
アベノミクス(安倍政権の経済政策)の「3本の矢」策定、黒田東彦日本銀行総裁人事(異次元の金融緩和)、
価値観外交による中国包囲網確立とエネルギー資源外交による中東・アフリカ歴訪、国際オリンピック委員会(IOC)総会での2020年五輪の東京招致成功、
消費税率8%への引き上げ(復興特別法人税廃止前倒し)表明、減反決定など農業改革と薬認可自由化など医療改革(岩盤規制改革)――。
このような決断で安倍首相は最終判定者であり続けた。これが、今の安倍スタイルなのだ。(本書「序文」より)
【主な内容】
●なぜ、安倍1強時代が生まれたのか
●外交分野のお手本は祖父・岸信介元首相の「自主外交」か
●アベノミクスが引き起こす財務省の地殻変動
●安倍・金正恩会談の布石か!?~飯島勲内閣官房参与の北朝鮮訪問が意味するものとは
●特定秘密保護法案を参院に送った安倍政権には中国の防空識別圏設定は“使える”道具に過ぎなかった!
目次
1(谷垣総裁が出馬断念した日に元首相が密会した相手とは?―安倍新総裁「逆転勝利」を呼び込んだ麻生ファクター「19票のゲタ」 外交分野のお手本は祖父・岸信介元首相の「自主外交」か―「自民党政権」発足に向けて着々と足元を固める安倍晋三総裁 ほか)
2(日本銀行総裁候補は武藤、岩田、黒田の3氏に絞られた!?―「事前報道ルール」撤廃で加熱するスクープ合戦を整理すると… 「アベノミクス」の強力な援軍は、次期日銀総裁・黒田氏と旧知の間柄である“国際金融マフィア”のドンだった! ほか)
3(日本株はまだまだ「買い」!?―アベノミクス「成長戦略」の中身次第で世界マネーはさらに日本に集まる! 日印首脳会談の成功は中国包囲網の完成を意味する ほか)
4(20年五輪の開催地決定の1カ月前に内閣官房参与に任命されたロビイングの先峰 ジャパン・パッシングを連想させるルース前駐日米大使慰労パーティーの出席者リスト ほか)
感想・レビュー
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