内容説明
「土地を所有する者は産出物の権利を有するのです。つまり――テイラの所有権は私にございます」 商会同士の決戦の熱も覚めやらぬある日、再びアウグレア商会を訪れたバアルは、帝羅がこの世界で目覚め、エレミヤと出会った場所――混沌の森の領有権を楯に彼を連れ去ってしまう。突然の喪失に落ち込むエレミヤたち。だが、ひょんなことから帝羅を連れ戻すための算段、異世界人に関わる秘密を聞きつけて！？ 「今度はこっちが攻める番よ！」 一方連れ去られた帝羅は、やがてバアルが彼を求めた本当の理由と、彼女の涙を目にしてしまい――！？ 地球の英知と男気で、女を救え！ 痛快ハーレム・ファンタジー第２弾！ ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
17
再読。2巻にしてメインヒロイン達の出番が少ない展開に。バアル達の敵対勢力を救う展開だから仕方ありませんが。今回は単純作業のモチベーション管理などテーマになってましたが、これは中々難しい問題だよな、と。2023/05/04
晦夢
5
テイラはバアルに連れ去られその仕事を手伝うことに。そんな中、バアルの家での立場や状況を知り、バアルを助けることに。自分を同じ工程を繰り返すだけの機械のように感じてやる気がでないってのは工場の問題点だよな。とにかく女の子可愛い。ガデレルの本性が明らかになるとこ可愛すぎる。あと殊勝なバアルも可愛い。順調にハーレムに邁進している。2014/08/14
ギンレイ
3
【空しい叫び声】 エロ重視のファンタジーラブコメ。 厳しいですねー。 気の向くままに攻撃的に相手を煽るか直接攻撃か、そういった応酬が多すぎる。 もう少し知性がほしいかな・・・ 主人公が被害者という構図を作ってそれでも周囲を助けてやる的な流れにするのも不愉快な展開だった。 全体的にどこかしら進歩があればまだなあ・・・という感じかな 評価は ★★★★★☆☆☆☆☆ ５個星です！！2014/10/12
朝夜
3
『あれ-､きちゃった｡未来きちゃったよ!』読了。結構好きなｼﾘｰｽﾞですが…ﾊﾞｧﾙ回とか誰とku(ry(ﾏﾃ な､なんでもないですよ-｡なにもいってないですよ-(ｵﾁﾂｹ さて､今回はﾊﾞｧﾙｻｲﾄﾞの話なのでｴﾚﾐﾔ達の出番がほとんどなくて残念です(血涙 ﾊﾞｧﾙの魅力があまり感じられなかったので今回は今一つ､感情が爆発したｶﾞﾃﾞﾚﾙは可愛かった。2014/01/15
しぇん
3
個人的に楽しみにしてたシリーズなので二巻が出て嬉しいです。主人公が孤児院出身という過去が少しだけ明かされましたが、そこから這い上がる為に独学で勉強していた知識だけで異世界生きるのは大変そうだけど面白いです。今回バアルさんサイドの話でエレミヤ達の出番が二巻にして殆ど無かったのは驚きですが。ルカさんの王子様は落ちて来ないから自分で作るという積極性が面白かったです。続いて欲しいけど厳しいのかな？2014/01/14
