ハーレクイン 貴公子と偽りの恋人

著者名：ルーシー・ゴードン【著者名】/神鳥奈穂子【翻訳者名】

ハーレクイン（2014/01発売）

• ISBN：9784596223074

内容説明

仕事でパリの豪華ホテルを訪れていたパーディータは、ロビーの大階段で転んで足首を捻挫してしまった。立ち上がれない彼女に手をさしのべたのは、世界的な実業家レオニド。彼はパーディータを優しく抱き上げて部屋に運ぶと、医師に治療させたあと、なにかと世話を焼いてくれた。なんてすてきな人！　もしかしたら彼はわたしのことを……。幸せを夢見るパーディータの心は舞い上がったが、レオニドが悪戯な笑みを浮かべて口にした言葉に息をのんだ。「父親が結婚しろとせっついてうるさいから、パリ滞在の間だけ僕の恋人のふりをしてくれないか？」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

苦手なシリーズ物の上、終盤らしくて登場人物が満載で、読みづらかった。ルーシーさんはとっても好きな作家さんですが、今回は全くもって頂けない。設定に無理がありすぎるというか、ヒロインを突然いい人に仕上げすぎて、なんじゃこりゃー？でした。どうもスキャンダルを狙うジャーナリストの設定が、苦手とこの作品で自覚した。ヒロイン自ら、汚い手を使っても、相手が気づかなければ仕事だから構わないと思っているところが、人間が腐ってるし、実際このヒロインはそれを楽しんでたはずなのに、後半はそんな仕事を否定するのよね、自分勝手だ。

2014/09/06

[月]

★★★☆☆ヒロインは吹っ切れさ加減がステキ。

2017/03/27