内容説明
東京、名古屋の中間に位置する大浜市には、出稼ぎで訪れた多くの日系ブラジル人が暮らし、独自の生活文化をつくっていた。なかには日本の法を無視する者もおり、トラブルは絶えない。刑事通訳官を務めるエリザは、殺人鬼が名前も顔も変えて密入国し、この街に潜伏しているという噂を聞く――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
20
う~ん、当たりハズレの大きい作者さんだ(^-^;ページ数に比べて薄いような。2016/05/20
ヨーコ・オクダ
8
日系ブラジル人が多く住む町が舞台。安東センセの出身地、浜松がモデルかな?かつて、ブラジルでストリートチルドレンを虐殺しまくったジトと、その虐殺事件の生き残りであるエリザが、この日本の中の狭いコミュニティに共存しているという悲劇。主人公はエリザなんやけど、ジトへの復讐を企てているのは別の流れで、そこに彼女が(好んで)巻き込まれていく形。最後にハッピーエンドが用意されているものの、全体の印象としてはどうもハッキリせえへんのだわ。安東センセ株、ちょっと下がった(苦笑) 2016/12/21
フウミズ
1
soso 86 2023/02/16