内容説明
ギリシアのとあるホテルに休暇で滞在していたフランは、裏庭で傷ついてぐったりした小さな女の赤ん坊を見つけた。親が見当たらず、急いで病院に運びこんだあとも、赤ん坊のはかなげな姿に胸がつまり、涙ながらに励まし続けていた。何時間もたち、やがてさまざまな状況が明らかになる――不幸にも赤ん坊の両親は竜巻に巻きこまれて亡くなったという。そして、この子の伯父と名乗る男性が現れ、フランは目をみはった。世界でも指折りの巨大企業のCEO、ニコロス・アンゲリスだったのだ。さらに驚くことに、彼は親身に看護をするフランを見て、姪の世話係として一族の住むミコノス島へ来てほしいと申し出た!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
3
赤ちゃんの愛らしさが際立っていて印象に残る作品。自分の子どもが欲しくてたまらないうえに、赤ちゃん(+ヒーロー)に全身全霊ですがられてしまったヒロインに逃げ場なし。よかれと思って二人の恋路を思い切り邪魔していた親友ケリーと夫のロマンスは「大富豪と遅すぎた奇跡」で。2016/02/11
ひまわり
1
ペパーミントピンクってどんな色か気になって仕方ない。2014/01/20
akiyuki_1717
0
レベッカさんはお気に入りの作家さんですが、今回はん~って感じです。やっぱりシリーズにすると面白さが半減する作家さんが多いですね。今回もヒロインの親友の次作に繋げるためのあれこれが本当に余計で、純粋にヒーローとヒロインのロマンスを楽しみたかったな。いい線に行きかけては戻り、引きの方が強くなってきて、最後は尻すぼみになってしまったみたい。デミは簡単に想像できる程の細かい描写で、その点は微笑ましく感じました。2014/08/14