内容説明
様々な人との出会いが、少しだけ春希の心を前に向けたクリスマス。お節介やきの後輩と親友が遠回しに準備してくれた好意に甘え、春希は雪菜を誘うことに成功した。だが、ようやく踏み出した一歩は想う人の心に届くことなく、春希と雪菜の間には再び傷が刻まれた。たったひとつの記事を切っ掛けに呼び起こされてしまったかずさへの想い。それを嘘と否定できないまま春希は深い澱みに沈んでゆく。雪のように輝いていたあの季節は、もう二度と取り戻すことができないのか――。丸戸史明による書き下ろし短編を収録して贈る「WHITEALBUM2」ノベライズ第4弾。 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
5
大学生編はかずさがいないから物足りない。社会人編を楽しみにしてます。2018/12/13
ロベリダ
4
巻末の小春アフターで不覚にもやられました2024/02/18
CCC
4
色々乗り越えた話で終わりそうだったのに。運命の神(作者)はサディストなのか。ここから落とす手腕に期待。2017/05/18
椎名
4
知れば知るほど面倒で複雑で理解し難いからこそ、それ以上に魅惑的なほど魅力的なキャラクターなんだよなあ、小木曽雪菜は。誰もが笑っていないと気が済まない、誰もを幸せにしてしまう、誰よりも強欲な女の子。朋も作者お気に入りというだけあって、本当にいいキャラクターだったなと再確認。書き下ろしの小春ルートアフターは新規には優しくなかったものの、原作組には思いもよらないまさかのサービスシナリオでした。さて次巻からが本番だ。2013/12/16
はす
4
雪菜さんめんどくさっ!今回はひたすら雪菜とよりを戻すために苦労する話でしたけど、いつエグいイベントが起きるのかなーっと思っていたら最後以外くて、面白かったですけど正直物足りなかったので、次巻に期待したい。2013/12/15