内容説明
昼間はOLにして鍵穴からの観察者、ミス・ブースカ。夜は街角の婚活占い師として人気のミス・アンジェリカ。様々な悩みを抱える人々が集うこの街角で、彼女は人を占うことの責任を感じ、ひそかに姿を消した──。 無意識に降りてきてしまう未来の言葉が、本当にその人にとって必要なものなのか、一番正しい解決の方法なのか。女達の悩みのエネルギーを換金するために始めたインチキ占いのはずが、いつしか自分を苦しめる重圧としてのし掛かる。だが、誠司をはじめ、悩みを通して人の優しさに触れていくにつれ、少しずつ信じていくことができて……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
128
祖母の手紙によって、自分の世界から出てくるのが良かったです。立て続けにこの作家さんの本を読んでいますが、終わり方がスッキリしないというか··売れたら続きを出したいという感じの終わり方がほとんどです。それと恋愛も中途半端というか、これぐらい仲良くなったら男性が黙っていないというかもっと意思表示をしてくると思いますが···良い人過ぎます(笑)だけど何かあまり重い本を読みたくない時に、無性に読みたくなる作家さんなんですよね。すでに他の本も読み始めています(笑)2022/05/22
相田うえお
112
★★★★☆20049 【悩み相談、ときどき、謎解き? (2) ~占い師 ミス・アンジェリカの消えた街角~ (成田名璃子さん)】シリーズ第2弾!5本の連作短編構成作品。もう、書き出しから面白い方向に進みそうな気配!アンジェリカは、自分の占った結果が人の未来に影響を与える場合がある という事への責任の重大さに気づき、街角から消えて旅にでます。そこで、ある老婆と出会い...さらに 自分のファンサイトが存在することを知り..いや〜この辺りからドーンと盛り上がってきましたね〜。これ、第3弾もあればいいのにね。2020/04/30
dr2006
40
街角占い師アンジェリカの続編は、単なる占いの答え合わせ的な短編集に留まらず、アンジェリカこと田中花子の葛藤と成長が確り描かれていて、物語の幅が広がってきた。主人公の一人称なので、頻繁に毒つく心の声がリアルでクスっと笑える。ツンとした態度で皆に避けられている会社員の顔と、列が出来る程人気の占い師という顔、2つの顔(自分)の間で揺れ動く心理描写が秀逸。占ったことで人を傷つけたと自己嫌悪に陥った花子は、街角占いを辞め、会社を休んで一人旅に出る。だが、行き着いた旅館で信じられないことが起きる。これ3巻は無いの?2026/03/06
しぇん
23
KindleUnlimitedで。一巻の事件が尾を引き過ぎているところから始まり。殆どの神通力じゃない?という占いの能力の起源のような祖母の話から始まり、偽物出現と中々バラエティに富んだ話でした。本人も気付いてないうちにとんでもない人気占い師になってましたが、本当の神通力あればな、と。2023/04/20
ううち
23
誠司くんが前回にも増してうっとおしかった(笑)けど、彼の存在も彼女にとっては成長のきっかけの一つなのかもしれない。おばあちゃんの手紙にじわりときました。2015/11/30
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