内容説明
ヒマラヤ山中に棲むという謎の雪男、その捜索に情熱を燃やす人たちがいる。新聞記者の著者は、退社を機に雪男捜索隊への参加を誘われ、2008年夏に現地へと向かった。謎の二足歩行動物を遠望したという隊員の話や、かつて撮影された雪男の足跡は何を意味するのか。初めは半信半疑だった著者も次第にその存在に魅了されていく。果たして本当に雪男はいるのか。第31回新田次郎文学賞受賞作。
目次
第1章 捜索への招待(二〇〇八年三月一七日 日本)
第2章 シプトンの足跡
第3章 キャラバン(二〇〇八年八月一七日 カトマンズ)
第4章 登山家芳野満彦の見た雪男
第5章 密林(二〇〇八年八月二六日 アルチェ)
第6章 隊長高橋好輝の信じた雪男
第7章 捜索(二〇〇八年八月三〇日 タレジャ谷)
第8章 冒険家鈴木紀夫だけが知っている雪男
第9章 撤収(二〇〇八年九月二六日 コーナボン谷)
第10章 雪男単独捜索(二〇〇八年一〇月一五日 ポカラ)
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