内容説明
学生たちを望む未来に続々送り出す、慶應大学SFCのビッグママ、長谷部先生の講義を一冊に! 本当にやりたいことを導き出し、実現するために必要なコミュニケーション力を鍛える授業。進路に迷う学生や、悩み迷う社会人にとって、人生の羅針盤となる一冊。対話形式でおこなった全6回特別講義を収録。
目次
1限目 対話する(本当のコミュニケーションとは「人間性」をやりとりすること リアルな人間関係が未来の居場所をつくる ほか)
2限目 受信する(声を上げない人はこの場にいないのと同じ まず自分のために生き自分を満たす ほか)
3限目 発信する(楽しさのなかにしか本当の自分はいない 自己中心的に生きると他人を許せる ほか)
4限目 準備する(迷うくらいならやらなくていい 現実社会に飛び込めばラクになる ほか)
5限目 更に発信する(うまく「受信」できればうまく「発信」できる 表情を閉じてはいけない ほか)
6限目 協働する(自分の人生に「主体性」を置く 「どうせ自分なんて」はもう言わないこと ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ikue
5
コミュニケーション、生き方、自己表現…そういう言葉に興味のある人、是非読んでみて欲しい。肯定の言葉に溢れている本です。ただ、やってみよう!と、自分一人ですぐに出来ることを求めている人には不向きかも。そもそも生き方自体、やはり積み重ねのものだからなあ。ただ、社会も複雑化しているからこそ、きっとここに書かれている考え方を知ってると楽しさが増えるなと思いました。2014/02/02
yori
5
★★★★☆ スラスラ読める本だと、いい事書いてあってもなかなか残らないんだよね!?でもいい事が書いてあった気がするんだよー2013/12/23
yori
4
★★★★☆ 再読。やる気がなさそうな学生さんの事を最近考える様になった。どうしたらいんだろう?とか、ほっておけばいい?自分で気付くまで待つ?そもそもやる気なんて要らないのか?とか。考えるヒントが欲しくて読んだ。2014/06/15
mochico
3
図書館で借りたけれど、購入して手元に置きたい本になった。自分自身のことを表現することと周囲との関わり、中でも自分のやりたいことってなんだろう?と考えながら、読み進めることができた。私のやりたいことは、実は言葉に関わっているんだと気づいた。言葉を発する人、時には書く人、描く人。相手が言葉にできていない部分を言葉にして返していくこと、そのキャッチボール。曇っていた部分が、少し晴れてきた。2014/07/09
林檎
2
評価52015/02/08