内容説明
父親の跡を継ぎ十手持ちとなったお蝶(ちょう)とその亭主・虎三(とらぞう)。霜月(しもつき)のある晩、虎三が北町奉行所の定町廻(じょうまちまわ)り同心に強盗の疑いで召し捕られた。疑いを晴らすべく、お蝶は必死の探索を始める。次第に虎三が何者かに陥れられたことが判明してくるが、ついに虎三は牢屋敷入りに。そして、牢屋敷ではとんでもない罠が待っていた。はたして真相は――。渾身の推理時代小説、第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
44
正義の仮面「夫婦十手」3巻。今回はお蝶さんの亭主虎三さんが(二人は南町奉行所の十手持ち)、北町奉行所の同心に強盗の疑いで牢屋へ入れられる、お蝶が探索を始めるととんでもない事件に発展する。お蝶虎三夫婦に嫌がらせをする同心や岡っ引きが裁きを受ける筋書きも痛快、ますます面白くなる予感。2014/02/01
天笑院たか姫
6
お蝶の亭主・虎三が強盗の疑いで召し捕らえられた。お蝶は必死の探索を始める。次第に虎三が何者かに嵌められたことが判ってくるが虎三は牢屋敷入りしてしまう。牢屋敷ではとんでもない罠が待っていた。次々と罠がしかけられ、その都度犠牲者が出る。下手人はいったい誰なのか?面白いし次巻が読みたいがまだ、書かれてないようなので残念です。2016/09/04
藤よい
3
愛しき夫.虎三が罠にかけられ捕らえられてしまう。必死で真犯人を見つけようと動くお蝶。後半は真犯人に迫っていき面白く読めました。2019/12/09
goodchoice
2
相変わらず元気なお蝶さんに感心させられる。もう少し同心の出番があっても良い気がするけどね。2014/02/10
陽ちゃん
1
強盗の疑いで虎三が捕らわれ、お蝶が濡れ衣を晴らすために奔走。虎三の疑いは晴れますが、彼を罠に嵌めた犯人たちの手は与力や同心、そして罪のない若者にまで伸びてくる…事件は解決しますが、後味の悪い終わりかたでした。2018/04/21
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