内容説明
「1+1」が「5」にも「10」にもなるんや――。60年にわたり、名選手・名監督・名解説者として活躍する、ノムラ語録の決定版! 「凹みやすい人間のほうが見込みがある」 「3日坊主どころか、1日坊主でいい」 「できるようになるのは、いつも『突然』」 「リーダーは『精神論』でなく『HOW』を語れ」 「ケチな男は大成しない」不可能を「可能」に、失敗を「成功」に変える、いつの時代にも通用する「人生の極意」が凝縮されています。仕事で失敗したとき、人間関係で悩んだとき、なかなか結果が出ないとき……“野村のボヤキ”が、今日からあなたの人生を変える「武器」になります!
目次
1章 負けない。自他に打ち勝つ―野村のボヤキ
2章 一流の男をつくる―野村のボヤキ
3章 人を読んで、人を動かす―野村のボヤキ
4章 「プロの仕事」で「プロの結果」を出す―野村のボヤキ
5章 1+1が5にも10にもなる―野村のボヤキ
6章 あと1歩の努力が苦にならない―野村のボヤキ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
15
図書館で借りる。ボヤキとあるが、ボヤキ語録があるわけでもなく、これまで育てた選手や自身の経験から人生にどう向き合うかが、野球を通して書かれている。最近では大谷翔平も載っており、非常にわかりやすい。野球で一流となった人なので、やはり野球を通じて説明されるものは説得力もあり、結果も納得である。褒めてなんぼの時代であるが、叱ると根っこは同じというのが、わかりやすい。結局愛情であり、それを感じれる人物だから成し遂げれたのであろうと思う。そういう意味でやる気スイッチを押すのも上手かったのだと思う。さすが名将である。2019/08/15
ボルボン
10
肩が弱かった野村さんは、初の入団テストの遠投試験でラインを超えて投げさせてもらえた。それがなかったらテスト生といえど入団できていたかは怪しい。そのずるを許してくれた人との出会い。出会いはどこに転がっているか分からない。出会いが人生を変えてしまう。いい出会いがあったら逃さないようにしよう。2016/05/22
forest rise field
6
側に置いておき、いつでも読み返したくなる。やり方次第で平凡が非凡を越えられるというフレーズが好きだ。2014/05/11
岡本
3
野球から入りつつ一般人にも使える考えや心構えを紹介する一冊。著者の他の本を読んでいれば端々に出てくるエピソードはお馴染みの物が多い。ただこれが一冊目の場合、もっと細かい説明が欲しいかも。新書なだけあって最近の選手の事情などがあるのは嬉しい。2014/04/06
ケンちゃん
1
野村氏の話は面白い。 考え方は古風なのかもしれないが、的を得てると思う。 目標の立て方、生き方の参考になる。2014/08/11