角川ビーンズ文庫 御堂学院の神使官 十五の神隠し

著者名：篠原美季

KADOKAWA（2015/10発売）

• ISBN：9784041010679

内容説明

御堂学院に編入した普通の高校生・玉司真人。寮監督生の蘇王や、舎監の仏野に振り回される毎日。そんなとき学院に伝えられている「十五の神隠し」の伝説を聞く。しかも友人の中川が行方不明になってしまい――！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

御堂学院に編入した玉司真人は、学院に伝えられている「十五の神隠し」の伝説を聞く。困っている人がいたら、見捨てることが出来ないくらいに馬鹿でお人好しな真人と正反対の性格をした従兄弟のはこれから良いコンビになりそう。真人の影響を受けて、蘇方も次第に感化されていくかも。真人の「神使い」の能力を狙う人もいるけど、蘇方が排除するでしょう。これからどんな神様が出てくるのか楽しみ半分、全寮制男子校、オカルト、霊能力と某シリーズとあまりにも共通点が多いのがちょっとね…。

2019/03/29

[ダージリン]

「ド田舎にある超お坊ちゃま学校」を舞台に新シリーズ開幕ということで、いそいそと読みました（笑）。英国シリーズとは違う味わいですが、いわく有り気な主人公とその従兄弟、謎の先生、敵対しそうな先輩・・・と、日本神話をからめて展開しています。とっても好み（笑）なので、次も楽しみにしています！

2013/11/01

[フキノトウ]

面白かったです！日本神話が扱われていると聞いていたので、難しいかなと、ちょっと不安でしたが、全然問題なく読めました＾＾次巻がとっても楽しみです！

2013/12/30

[紅羽]

ゴシック・ミステリで全寮制の男子校が舞台となると、何となく英国のようなイメージを受けましたが、読んでみると日本神話や神隠し…和風な世界観で驚きました。謎の転校を遂げ消息を絶った生徒を追ううちに見えてくる真実…早く先が読みたくて一気に読んでしまいました。今後も楽しみです。

2013/11/01

[瀧ながれ]

わからないことが多くて、じれったいまま読了。怖いシーンがちゃんと怖かったのと（いや、少女小説ですからこれで充分です）、「くるのまがり」ちゃんがえらくかわいいのと、イラストを見て「前髪を切れ！」と思ったのが、とりあえず今回の感想。

2013/11/10