内容説明
バイオレッタ王女率いる復興軍の快勝によって、新生ヨルゲン王国の樹立が宣言された。しかしその直後に――希望の光は失われてしまった。あまりにも呆気ない最期に慟哭する剣姫士アイオリス。兵や住民に真実を明かせば今までの戦いの意味は失われ、復興への道のりは瓦解する。そしてなにより王女の念願を叶えることが出来なくなる。そこでアイオリスは一つの決断を下した。王女を黄泉の国から蘇らせる――すなわち、依り代をつかって王女の魂を召喚するのだ、と。そして夜姫は誕生する――。戦いと裏切りのハイ・ファンタジー、待望の第二巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
6
ようやく序章が終了。2冊使ってようやくスタート地点ってのは展開が遅いなぁ。まぁある意味作者らしいといえばらしいんですけど。楽しめる要素がすくなかったかなぁといった感じですね。肝心の百合要素も少なくキャラの掘り下げも中途半端なだけに薄い印象でした。2冊使ったんだから後半は大規模な戦闘とかがほしかったのですがそこらへんは次巻へ持ち越しですね。それにしても今回男キャラがすくなすぎて違和感が凄い。2013/11/01
山田
4
普通でした。1巻の方が驚きがあっておもしろかったです。2013/11/05
shinn♪
3
なるほど、ただ身代わりを立てただけではすぐバレるが、この方法なら。まあようやくプロローグが終わった感じですかね。ここから面白くなるのか、凡庸な戦記ものになるのかまだなんとも言えない感です2013/11/29
藤崎
3
チートキャラが快進撃する戦乱ものかと思えば意外な展開入って第2巻。今回はほとんど「夜姫」登場に費やされてて、完全に戦乱ものとは一線を画した印象でしたが、あとがきで納得。つーかちょくちょく出てくるバイオレッタの思い出話が英雄色を好みすぎだろうというか、シリアス帰ってきてなノリでなんともはや。全体的に正直散漫な印象も受けましたが、今回で概ね方向性も固まったところで、さてどうなりますやら2013/11/03
にー@酒
2
単なる替え玉かなーと最初は思ったのですが、最後まで読んでもそんな素振りが全くないので謎。確かにあとがきで言われてるようにミステリーっちゃミステリー。2014/09/28