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内容説明
精霊を一匹も持たない空籠術士である少女・クレリア。今は人の身に封印された精霊である少年・エトワス。二人は出会い、旅に出る。エトワスの半身である「眠る月・コーセルテル」がいる地へと――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫藤晄
15
やっと読めた… コーセルテルと同じ時間軸のコーセルテルの外のお話。 コーセルテルのキャラとの繋がりも強いな～とかコーセルテルを読んでいる人には何倍にもおいしいお話だわ…と思ってしまった。 風竜親子はがっつり絡むのね…ヴィーカはもしかしてあの人の…といろいろと予測中…早く続き読みたい～！2013/10/28
pon
14
身長大の木の枝を抱えてる男の子の表紙ってなかなかお目にかかれないですよね。本屋で笑っちゃいました（笑）コーセルテルの竜術士の番外編。知った名前や顔がちらほら出てきて嬉しい限りで、行方知れずの血縁者が見つかりそうな気配も…。そしてなにより主人公のクレリアがかわいい！ふんわりした雰囲気＆洋服なのに、まさかのアクロバテッィク系女子（笑）好きです。この作者さんは優しい絵柄にシリアスな物語を絡めてくるのが上手なので、今後の展開に期待大です。最後はハッピーエンドになるといいなあ。2013/11/05
ネムコ
12
「コーセルテルの竜術士」シリーズ以外の初めての本。楽しめるか、少し心配でしたが、大丈夫でした！ 例えれば幼稚園から中学校へランクアップした感じ。ボーイ・ミーツ・ア・ガール物語。顔見知りが出てきてテンションも上がりました♪2013/10/26
妙。
10
コーセルテルの竜術士と同じ世界の違うお話。 コーセルテルシリーズは絵本のようなほんわかした話が多いですが、イルベックはそれに比べたらちょっとシリアス。 登場人物のひとりがどうやらあの人の縁者らしい。 ということで、コーセルテルのガイドブックをとりだして調べてみたらあっさり見つかった。 イルベックだけでも充分読めますが、コーセルテルシリーズの登場人物もわりとガッツリ出てきているので、双方併せて読むとさらに面白いと思います。2013/11/04
Ｍ２
9
メインキャラみんな好感持てるけど特にヒロインが魅力的。ほんわか優しくて暖かくて一生懸命でしかもたくましい女の子っていいよね。コーセルテルのスピンオフということで今のコーセルテルに繋がる過去の話かと思っていたらどうも同じ時間軸の話みたいで、ということは他の竜術師やコーセルテルと縁のある精霊たちも登場してくれるのかしら。飛び回るのはやっぱり風が中心なのかな。個人的にはシオンさんに会いたいです。ところで一話目を読んだら雑誌掲載時に全サの申込用紙が最終ページの裏に印刷されてたことを思い出した。あれはないよねー。2013/11/09
