内容説明
和助と作蔵は信州の幼なじみ。江戸で食い詰めた二人は、仏具屋へ押し込みに入る。盗んだ五十両は、ほとぼりがさめるまでと、和助が箱に入れ質屋『万屋』へ預けたが…。店主の藤十郎は、箱の重さに不審を抱き、和助を探り始める。やがて二人にお上の手が伸びた時、裏で幕府を脅かす意想外のからくりが仕組まれていたことが判明。悪を挫き庶民を護る藤十郎の名裁きやいかに! 痛快人情捕物帳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
135
質屋藤十郎隠御用 「からくり箱」2巻。今回は質屋万屋に持ち込まれた「からくり箱」から事件が、弱気庶民を助けるため謎解きと解決に藤十郎が乗り出す。今回も影御用の隠された謎が少し見え隠れし、藤十郎が表だって登場又裏鴻池の暗躍が、藤十郎とおつゆさんの恋の行く末も、楽しみなシリーズです。2015/02/06
Tsuyoshi
60
シリーズ第2作。盗みを働いた家で殺人があり、濡れ衣を被されてしまう同郷の二人の男の話。犯罪に至る背景に自身の命が長くないと悟った上で友や愛する人への気遣いがあった事が明るみになるにつれて温かい気持ちになった。前作よりも藤十郎の出番も多く隠密な恋仲にあるおみつとの関係性もより鮮明に分かってよかった。 2018/08/06
ベルるるる
26
派手な立ち回りとかないけど、何だかじんわりとしてくる。気に入った。それから章ごとに、章のタイトルの下に小さな挿絵があるのが嬉しい。こういう挿絵のある本は大好き。2018/04/23
カバン
9
やむにやまれぬ事情から、押し込みをしてしまった犯人を助ける藤十郎。悪にも冷静に対処する藤十郎がカッコイイです。人助けより本業のほうが忙しくなりそうな気配でしたが、町人相手のおせっかいな人助けをつづけてほしいです。2015/01/05
蕭白
6
主人公の藤十郎があまり表に出てこないところがいいですね。人情味もあって好みのタイプです。2017/12/12




