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内容説明
2013年、ついに球団創設初の優勝を果たした東北楽天ゴールデンイーグルス。9年前、突然持ち上がった球界再編の果てに「50年ぶりの新球団」として誕生して以来、その歴史は波乱に満ちたものだった。首位から51.5ゲーム差の歴史的大敗だった1年目、野村克也監督時代の成長、「震災」と向き合いながら戦った2011年シーズンと嶋基宏の感動のスピーチ、そして2013年、怒涛の連勝記録を達成した田中将大とV戦士たち…。戦力も設備もなにもかも足りなかった球団は、どうしてここまで強くなれたのか。仙台、東北とともに歩んできた歴史を、創設メンバーの選手として2012年まで活躍した山村氏が、チーム関係者・選手の証言とともに振り返える。※電子版では、本文写真が掲載されておりませんのでご了承ください。
目次
序章 楽天イーグルスはどうしてわずか9年で強くなれたのか
第1章 突然生まれた「新しい球団」―2004~2005年
第2章 本当の「プロ野球球団」になるまで―2006~2010年
第3章 東北の球団として向き合った「震災」―2011~2012年
第4章 リーグを席巻した楽天イーグルス―2013年
第5章 杜の都の球団の未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シブ吉
68
球団誕生から2012年シーズンを最後に引退した「山村投手」が、2013年のリーグ優勝を機に出版した本書は、まさに楽天の歴史が詰まっておりました。田尾監督の初年度の、チームとしての形もないままスタートした頃。初めてフルスタ宮城(当時)で観戦した「ロッテ」戦は、一回表の攻撃だけで30分以上かかり、裏の楽天の攻撃は3分かからず、ロッテ応援団からの「野球をやれよ」のヤジが飛び交う試合を思い出しました。あれから9年後にリーグ優勝(更には日本一)、夢の実現を見れて本当に幸せでした。あとは高校野球の白河越えが見たい。2013/11/04
s-kozy
32
2012年に引退した楽天の創設メンバーだった山村さんの著書。色々な関係者に遠慮があるのか、掘り下げ方は物足りない気もするが、実際に体験してきた故に語ることのできるエピソードが読めるのは楽しかった。震災に真摯に向き合った選手達の思いが綴られる第3章は涙なしには読めなかった。この思いがジャイアンツを倒しての日本一になったと改めて感動した。クライマックスシリーズの前に書き上げたようだが、ポストシーズンを楽天が勝ち抜くためには、田中、則本に続く三番目の投手が鍵と指摘しているのは慧眼だった。2013/12/16
Kaz
19
移動の手配、練習場所の確保、スタッフの整備・・・。考えてみれば当然なんだけれど、プロの球団を運営することの大変さが良く分かりました。2017/04/09
お空
13
1日で読了。イーグルスの歴史を知ることが出来ました。最初から知っている方も知らない方もイーグルスファンは必読です。たぶんまだまだネタを広げられる気がします。すごく読みやすかったので、また違うエピソードが書かれていたら、買って読むと思います。ありがとうございました!2013/10/12
おくりゆう
12
創立9年目にして優勝、日本一の栄冠に輝いた東北楽天イーグルスの歴史、裏話を創設から昨年まで現役で過ごし、現在は解説者など外から関わる山村氏が振り返った本。9年も昔になるのか、という感慨深さとともに読みましたが、新規球団の苦労と奮闘、強くなっていくプロセスには感銘を受けました。正直、悔しいですが、選手、スタッフ、ファン全ての皆様、おめでとうございます。2013/11/10
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