出版社内容情報
視線をひたと据えた あなたの
瞳孔を開けたままの眠りの
その痛みが
魚卵のなかのわたしを老いさせる
<水底で掻き抱く言葉>
血のようにめぐる生/性の哀しみと滲み出るユーモアが、流れ続ける河水の風景を軸に、幻境の世界に仮託し紡がれる。初期詩集を含め、代表作『牛ノ湿地帯』『青天の向こうがわ』など、9詩集から収録。
三井喬子[ミツイタカコ]
著・文・その他
内容説明
血のようにめぐる生/性の哀しみと滲み出るユーモアが、流れ続ける河水の風景を軸に、幻境の世界に仮託し紡がれる。初期詩集を含め、代表作『牛ノ川釈地帯』『青天の向こうがわ』など、9詩集から収録。
目次
詩集“蝶の祝祭”から
詩集“Talking Drums”から
詩集“青の地図”から
詩集“魚卵”から
詩集“夕映えの犬”から
詩集“牛ノ川湿地帯”から
詩集“紅の小箱”から
詩集“青天の向こうがわ”から
詩集“岩根し枕ける”から
エッセイ
詩人論・作品論
著者等紹介
三井喬子[ミツイタカコ]
1941年、愛知県豊橋市に生まれる。主な詩集に『牛ノ川湿地帯』(第4回北陸現代詩人賞、第45回中日詩賞)、『青天の向こうがわ』(第12回小野十三郎賞)など。個人誌「部分」発行、「イリプス」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。