幻冬舎文庫<br> ビターバレーの鴉

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幻冬舎文庫
ビターバレーの鴉

  • 著者名:弐藤水流【著】
  • 価格 ¥796(本体¥724)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344420977

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内容説明

三年前まで“踊り子”を使った捜査で実績を上げていた元警視庁公安部・鴉川。今は広域暴力団の三次団体に身を置き、公安の監視を受けながら息を潜めるように暮らしている。離婚した妻と暮らす一人娘の身の安全を守るため、何があっても逃げずに生き延びようとしていた。だが、地位も権力も名誉もなくした男に向けられる視線は、侮蔑と失笑……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sibafu

3
初の弐藤水流。元公安、現在ヤクザの鴉川(あがわ)が主人公。公安はいろいろなフィクションで怪しい活動をしている組織として登場していて、ぼくとしては実態がつかめず魅力を覚える。「公安のエース」と呼ばれた程の鴉川だが、ヤクザの親分に弱みを握られて冒頭からいきなり情けない役回り。表紙のダークなカッコいいイメージは裏切られるが、やはり優秀ではある。ヤクザの内情をある複雑に絡み合った事件から描いていて、映像作品でよく見るようなサスペンスだが面白かった。ヤクザ側からの視点が多かったりと新鮮さもあり。2013/11/03

フウミズ

1
GOOD 982020/02/13

YH

1
まあまあ。でも、公安物にしては不倫問題で足の引っ張り合いってちょっとテーマ的に微妙かなあ。登場人物もちょっとバラバラとしている気がする。石橋はどこ行っちゃったの?とか。2014/03/23

悠遠

0
とりあえず関わりのあるキャラを出しまくって終わりという感じ。奥さんと子供がちっとも物語にかかわり合いがなく、出す必要性を感じなかった。話も大きく広げたわりには終わってみると小さいと感じる程度。いろんな作家さんを読んでみようと思って手に取ったが多分次は手に取らないなー。2015/02/08

ヨシキ

0
全体的になんとも言い難いとっ散らかり感。 話のどこに目を向ければいいのか、作者が何を書きたかったのか途中からさっぱりわからなくなってしまった。 登場人物がとにかく多い。無駄に多い。石橋は何のためにいるのか? ユアンの存在意義は? 性同一性障害である必要性は? 主役の鴉川は魅力的なのに読後のこの残念感はいったい何なのだろう。絶対おもしろいはずなのになぁ。 2015/01/28

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