創元推理文庫<br> 本を隠すなら本の中に

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創元推理文庫
本を隠すなら本の中に

  • ISBN:9784488213077
  • NDC分類:933

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内容説明

「いますぐわたしの家から出ていって!」大学時代のルームメイト、パミーが家に転がり込んで二週間、我が物顔で家を占領するだけでなく、トリシアの大事な城であるミステリ専門書店に出て客に迷惑をかけるにいたって、ついに堪忍袋の緒が切れた。ところがトリシアが追い出したその日のうちに、こともあろうに人手不足に悩むカフェの店主でトリシアの姉アンジェリカが、うっかりパミーを雇ってしまったのだ。だがそのパミーが店の裏で殺された……。古書と専門書の町、読書家の聖地ストーナムで起こる事件を描く、ライトミステリ。本の町の殺人シリーズ第3弾。アガサ賞候補作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

DONA

24
初めて読んだシリーズ。厄介者のパミーは、前作からいたのか?ということすらわからず、誰が誰だか結構混乱しましたが、サクサクと読み切ることができました。登場人物たちのイメージが固まらないまま終わったので、やはり1作目から読むべきだと思いました。2014/09/08

ユズル

22
ふふ(((^_^;)思いっきりタイトルからネタばれしとるがな~ でもこれ、シリーズ3作目なんですね。いきなり3から読みましたが面白かったです(^-^)古書と専門店の街の中で殺人事件、それも殺されたのは、2週間部屋に泊まらせてた学生時代の友人…ストーリーはともあれ、街中が本屋さんだらけなんて!そっちが羨ましくて! 個人的には主人公の姉のアンジェリカが好き♪この本、もし読む機会があれば、お腹が空くので覚悟して~(^〇^)2014/08/10

かもめ通信

15
本が好き!を通じてのいただきもの。本の町ストーナムのミステリ専門書店店主トリシアを主人公としたシリーズ第3弾。本筋のミステリについては容疑者は早々に絞れるし、決して後味が良いとは言えないが、相変わらず姉の作る料理は美味しそうだし、主人公を取り巻く人間模様にも大きな変化が現れつつあって、なかなかの読み応え。ただし、自ら書店を営むものの、お金に困ったことのない常に恵まれた環境にあるトリシアの“偽善者”ぶりが少々鼻につく気がしないでもない。このシリーズの今後は主人公の魅力をいかに引き出せるかにかかっているかも。2014/08/19

きょん

15
今回の犯人は意外性という意味ではピカイチだけど、犯行に至る理由がちょっと唐突で衝動殺人ぽくてコージーとしては今一つかなあ。結局、男を頼りにするより自分で仕事で成功した方が幸せって言う作者の気持ちが透けてる感じ。そのせいか、このシリーズのヒロインたちの相手役はイマイチな人が多いので、新登場の保安官にちょっと期待。2014/07/28

14
う〜ん。このシリーズ…、もう読まないなぁ(^_^;)本作品も途中から斜め読みでした。残念です。2014/10/24

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