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内容説明
式年遷宮が話題になっている伊勢神宮は、10月2日と5日の深夜に「遷御」という、ご神体を旧正殿から新正殿に遷す儀式がある。実は、式年遷宮の年の参拝は、せわしいだけであまりご利益がないという。江戸時代から遷宮の翌年を「御陰年」といい、そこでの参拝「御陰参り」がご利益があるとされてきた。なぜ御陰年、御陰参りの言い伝えができたか? どのようなお参りをすればご利益があるかを紹介する。
目次
第1章 なぜ遷宮翌年の「おかげ参り」は、ご利益があるのか?(日本人の6人に1人がお伊勢参り 神は、遷宮の翌年に現れる ほか)
第2章 「式年遷宮」と内宮と外宮の「喧嘩」の歴史(式年遷宮の歴史 遷宮用材は先代からの贈り物 ほか)
第3章 アワビが大好物のアマテラス(なぜ伊勢に神宮ができたのか アマテラスでは力不足? ほか)
第4章 お伊勢参りは、別宮参拝でご利益が増す!(人混みには要注意! 月夜見宮「外宮の境外別宮」 ほか)
第5章 出雲大社の式年遷宮とおかげ参り(出雲大社の「平成の大遷宮」 5月に行われた本殿遷座祭 ほか)