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内容説明
自身の国会での答弁が遺言であると口にした春日総理。春日の告白にマスコミは騒然とする。一方、久保は福島の施設で優月と笑璃を人質に暗黒世界に立てこもった。春日は久保との決着を付けるため、リヨンに自分の残りの生命全てを注ぐことを命じ、久保を浄化させようとするが…!? 高橋ツトムが描く新たなる魂と生命の物語、ここに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
15
ついに福島において、久保と対峙する春日。久保が抱える闇の原因は自分にある、その悲しみに気付けなくてすまないと春日は告げる。福島第一原発事故においての、魔の象徴として存在している久保の、その魔の原因が人間側にあるとする、これは痛烈な比喩だ。であるからこそ、久保の魔は、津波となって、春日を、つまりは日本を襲う。とりかえしのつかない事故を起こした大人達の、しかし、それを償いながら、子供達の未来を確保しなければならないとする、これは覚悟の物語なのだ。2013/09/24
十六夜(いざよい)
10
自身の国会での答弁が遺言であると口にした春日総理。春日の告白にマスコミは騒然とする。一方、久保は福島の施設で優月と笑璃を人質に暗黒世界に立てこもった。春日は久保との決着を付けるため、リヨンに自分の残りの生命全てを注ぐことを命じ、久保を浄化させようとするが…!? 途中あまりの救いの無さに読むのをやめようかとも思ったが、春日の生き様はなかなかまっすぐで気持ち良かった。結局あれだけの事をしでかした久保が、なんのお咎めも無いのはどうかと思うが。それにしても進学制の守護霊の学校とは、改めて凄い設定だな…と。2021/07/29
たっきん
9
やることを全部やりきって逝った総理がかっこいい。久保もリヨンも救われて良かった。とても良い読後感でした。タイトルも改めていいですね。はじめはタイムリーすぎるテーマにウ~ン?となっていましたが、安定の高橋ツトムワールドでした。この方の描かれる生死の観念は面白いなあ。素晴らしい作品でした。ありがとう。2013/12/11
takayuki
8
ずっと前に読んでから、ラストどうなったか気になってました。そして今日、読めました。久々にハマった漫画です。2014/01/02
じょり
8
救いがテーマだったのかな。久保も救われ、最後消えたと思っていたリヨンも生まれ変われたし。誰かに守られながら人は生きている。2013/09/22
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