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内容説明
「脱原発」を実行するため、春日総理は一癖も二癖もありそうな三人をコアガバメントに引き入れ、日本を救うためのプロジェクトを開始した。原子力ムラからの抵抗は激しさを増すが、それに対抗する春日の行動とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜（いざよい）
11
「脱原発」を実行するため、春日総理は一癖も二癖もありそうな三人をコアガバメントに引き入れ、日本を救うためのプロジェクトを開始した。原子力ムラからの抵抗は激しさを増すが、それに対抗する春日の行動とは!?民意を味方にするために、原発を視察する事にした春日。これで余命が変わってしまう事もあるんじゃないだろうか。久保の毒に当てられ、どんどん病んでいく大希。そして小泉さんの次は宗男さん、出てきた。2021/07/27
凛
8
コアガバメント発足〜フクシマへ。眼鏡のお姉さんがステキ。かなり面白くなってきた。「人間が なぜ自らの手に負えないものを造ってしまったのか」2013/01/23
ぐうぐう
8
余命を知る春日総理は、生への執着を捨てる。だからこそ、生のなんたるかを改めて知るのだ。それこそが、脱原発へ春日を導く一番の理由だろう。ここには、現実の政治に欠如している、脱原発へ至る手法が紹介されている。しかし、一番足りないのは、命の尊さから照射される現状への危機感と、命を信じる者だけが描くことのできる未来だ。2012/11/21
きのと
4
おっちゃんのコンプレックスもまあわかるんですけど、命を賭した改革が脱原発ってのはどうなんでしょうか。設定として。僕はわからないのでいいとも悪いとも言えませんが、もっと重要なこともありそうな気がします。2013/10/09
nadaha
4
面白いなぁ。政治ってやっぱ人のつながりが物を言いそうな感じはするんだけど、こういう有能なのに人格に問題があって干されてるやつとか、昼行燈のふりしてる人とか、そういう曲者を集めて最強の面子を集めていくって流れにアドレナリンが出る。震災は防げない天災だったけど、原発は人災だったってのも当時はよく聞いたもんだけど、首相は今後どういう風に立ち回るんだろうなぁ。原子力ムラとか利権絡んだ連中はほんとに怖い。生活かかってるしなぁ。2013/08/22
