内容説明
5年ぶりで日本に帰国したタケルは中学3年生。幼なじみのアヤハとの再会に胸を躍らせて登校したタケルを迎えたのは、あまりにも冷たい彼女の言葉だった。「二度と話しかけないで」――アヤハは明らかに変わっていた。タケルに対してだけでなく、他の生徒とも距離を置いている。あの、底抜けに明るくていつもクラスの中心にいたアヤハがなぜ……? そんなある日、タケルはヒメと名乗る幼い少女と出会う。ヒメは漢字を司る神で、「魔字(まじ)」と呼ばれる魔物たちを封印する役目を負うという。アヤハの人間不信も魔字の影響だったのか? こうしてタケルは、ヒメとともに魔字との戦いに身を投じることになる。作中に、高校受験に必要な漢字1607字をすべて使用。読破すれば漢字検定3級相当の漢字が身につく、夢の小説だ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキラ@アニメと積読本を消化したい
9
下の上。うーん、漢字についてのスタディ・ノベルだから、それに関連して『魔字』という文字状の魔物を霊力使って和風に退治っていう発想は良いと思うんだけど、物語の起伏が少なく、正直言ってあんまり面白くない。主人公タケルの海外生活について、「色々あって荒事には慣れてるんだ」を繰り返すばかりで、結局何でなのかが分からないのは苛々する。あと、これは一応中学生辺りを狙った商品なんですかね? 『学べる』と謳っているが、実際はただ『知れる』だけだし、難しい熟語・漢字を使っているが、読み方は書いてないので、読者に優しくない。2015/10/07
シュエパイ
8
素直になれない言葉が紡ぐ、ほんとに大事な気持ちの伝え方、っと。あぁ、なにげに小中で勉強してきた漢字って、こんなに多いんだなぁ。それでいて、ほぼ読めない言葉がないのにも、少し驚いたり。これ、どう計算して全文字使い切ったんだろ・・・?海外の方が、日本語は入り口は広くて入りやすいのに、その先が狭く細い道だといってたのが、なんとなーク判るような気持ちですよ。2013/10/27
菊地
2
別に漢字は学べない。2013/09/23
jyuzon
2
最初は太字が多すぎてちょっと読みづらい。それはそれとして話も絵もイマイチすぎて…(涙)2013/10/11
JASTA
2
スタディノベル英語・数学・漢字これで読了です。いとせず時間軸どうりに読んでいたようですね。1607字のとこだけ太字とのことでしたが全然気にはならなかったですね。英語数学に比べて一番ラノベらしかったように思います。面白かったのは英語かな、数学はちょっと違和感が・・・ね。ストーリーは・・・まぁ普通でした、最後も普通にハッピーエンドでした。人に勧めるのはちときついかなぁ。 こういった試みはいいと思います(売り上げが心配ですが)またやって欲しいように思います。2013/10/08
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