祖父母そろって認知症 ばーちゃんがゴリラになっちゃった。

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祖父母そろって認知症 ばーちゃんがゴリラになっちゃった。

  • 著者名:青山ゆずこ【著】
  • 価格 ¥1,237(本体¥1,125)
  • 徳間書店(2018/04発売)
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  • ISBN:9784198646097

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内容説明

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ゆずこ、25歳、フリーライター。大好きな祖父母がそろって認知症になった。家賃と光熱費が浮くからと軽いノリで住み込み介護を買って出るも、現実はまさに修羅場。暴走、妄想、大爆発のばーちゃん。手当たり次第に荷物を捨てられ、いくら掃除しても部屋は生ごみまみれ。あげく「お前はだれだ!帰れ!」と怒鳴られる毎日。心身ともにズタボロで奮闘した7年間。それは、笑いと怒りと涙に彩られた家族の物語。壮絶にして心温まるコミックエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鷺@みんさー

61
夜中にポロポロと静かに泣く。ギャグ調の絵柄だけど、在宅介護の厳しさを、深く、そして何より分かりやすく、描いている。介護に悩む人すべてにお薦めしたい傑作。暴走に振り回される日々。家族の結束と、精神的に追い詰められて崩れそうになる絆。あまりに壮絶過ぎる現実、介護虐待の一歩手前。他人を拒む祖母は介護サービスをことごとく暴れて拒否する。だけどそれは、自分で自分がわからなくなる恐怖と必死に戦っている証拠。ラストは涙が出た。若いのにここまで向き合う著者に敬服。ああ…誰にとっても他人事ではない。読めて良かった。2018/08/08

たまきら

40
わ~こりゃ大変だ!大人になって、大好きだった祖父母と同居することにした著者。引っ越してみたら二人はそろって認知症!おばあちゃんには罵倒され…。号泣するほどつらいこともきっと多かっただろうけれど、このご家族はなんでも話すこと、一人で抱え込まないこと、そしてユーモアで二人を支え続けます。けれどもやっぱり限界が来て…。施設やプロに頼ることの重要さをもっともっと色々な形で紹介していってほしいです。ぜ~んぜん悪いことじゃないもん。しかし壮絶なのにこんなに笑わせてくれるコミックエッセイ、貴重~!2023/01/20

Comit

39
市立図書~孫娘が認知症の祖父母と同居をしながら、在宅介護と向き合い、家族と向き合う実体験漫画エッセイ。元々はWeb連載されていた作品の描き下ろし。面白可笑しく描かれていますが、かなり壮絶😱「介護は家族ひとりひとりを丸裸にする」-帯より-介護や支援を1人で抱え込まず、周りを巻き込みながら、“自分”を守りながら…認知症の理解、介護について関心を持つための入門書に適した1冊です。2022/05/18

りの

17
在宅介護の壮絶さ。元気な時を知っているので、余計辛い ということは良く分かる。認知症の症状は、人それぞれなんだなぁ と思った。2018/08/27

よぶ

12
我が家も他人事ではない!!参考に…と思って読んだが、やっぱり壮絶である…。『介護に正解はない』って解ってるし、家庭環境によって介護の仕方も変わってくる。ただ一つ、介護は一人では出来ない!!2021/01/11

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