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内容説明
特にこれといった趣味もなく、無気力・無関心な高校生活を送っていた、主人公・三並英太。彼に転機が訪れるのは、所属している図書委員での仕事をこなしている時のこと。手にした文芸誌。作家として掲載されていた写真の女の子「西園幽子」。その子は、同じ図書委員の――東雲侑子だった。ファミ通文庫で人気の作家、森橋ビンゴの描く、もどかしくも苦いラブストーリーを成瀬ちさとがビビットに描く!! 〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
21
原作既読。物語そのものの空気感からキャラ、言葉の間に流れる気配まで本当に丁寧かつ高クオリティで原作を再現しておりコミカライズとしては間違いなく最高レベルと断言できる。その上で東雲の静かな愛らしさや英太の悶々とした心の内など見たかった部分をどこまでもしっかりと描いてくれて本当に嬉しくてありがたくて。単巻完結のようだがやはりここまでのものを読んでしまうと原作最後まで続けてくれないかと真剣に願ってしまう2013/09/16
アウル
9
原作既読。原作の雰囲気を上手く再現できている良コミカライズ作品。2013/09/29
ユウ
7
面白かったです。2020/02/18
福餅
6
ライトノベルらしくない恋愛小説のコミカライズ版。コンプレックスを抱え毎日を無気力に過ごす高校生『三並英太』と、いつも本ばかり読んでいる『東雲侑子』の物語。原作の持つ落ち着いた雰囲気や何ともいえない絶妙な距離感を再現しつつ、不器用で口数も少ない二人のぎこちないやり取りが丁寧な心情描写と漫画ならではの微細な表情の変化と共に描かれていて面白かったです。この作品の特徴である作中作も各話の間に載っているので、お互いの心の動きや行動の裏にある純粋な想いが伝わってくる、優しい温かさのあるお話でした。2014/08/03
オザマチ
6
原作既読ですが、最後まで楽しく読めました。一部簡略化されているにもかかわらず、違和感や物足りなさを感じることがまったくありませんでした。3巻まで出たら全部購入すると思います。2013/11/10