角川SSC新書<br> 海洋資源大国めざす日本プロジェクト! - 海底油田探査とメタンハイドレートの実力

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角川SSC新書
海洋資源大国めざす日本プロジェクト! - 海底油田探査とメタンハイドレートの実力

  • 著者名:石川憲二
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • KADOKAWA(2013/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047316157
  • NDC分類:558.4

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内容説明

日本は、長いあいだ「資源小国」を自認してきた。だが、状況は変わりつつある。それは、現在の石油埋蔵量1位の国がベネズエラであることからも見て取れるだろう。中東ではなく南米の国がもっとも石油を埋蔵している事実は、これまで取り出せなかった石油が取り出せるようになったことを示している。すべては技術の進歩。探査から採掘まで、資源開発の技術が格段に進化したのである。本書は、こうした技術が日本にも影響を与えている様子を記していく。これまで探し出せなかった海底深くに眠る石油を探せるようになり、島国日本は国をあげてのプロジェクトをいくつも進めているのだ。それは、石油だけでなく、天然ガス、そしてメタンハイドレートなどにも及ぶ。果たして、日本は資源大国になれるのか。

目次

序章 エネルギーと国家戦略には密接な関係がある
第1章 日本が描く国産エネルギーの夢―海底油田とメタンハイドレートの開発が進む理由
第2章 世界で拡大するエネルギー資源の供給地―中東の現実、アフリカの沸騰、そして未来の産油国
第3章 多様化するエネルギー資源―シェールガス革命から広がった新エネルギーたち
第4章 日本はエネルギー資源国になれるのか―日本の可能性は純国産と準国産にあり
第5章 化石燃料革命時代の世界地図―エネルギー資源新時代とこれからの世界情勢
付録 石油無機成因説による国産資源論―ケロジェン根源説以外の「石油」の成り立ち