ホテルサラマンダー（１）

著者名：サメマチオ【著】

講談社（2013/12発売）

• ISBN：9784063806458

内容説明

作家がかつての恋人と、御曹司が脱走の果てに、悪魔が魂を食らいに、人気女優が週末休暇に、……ここホテルサラマンダーを訪れる！　世界的資産家、リック・サラマンダーが引退を機に経営を手がけた、知る人ぞ知る会員制ホテルの「ホテルサラマンダー」。やる気なしで態度が横柄な支配人・パドゥック、雑用係のそばかすメガネのメイド・珠実、警備担当？　の執事ロボ・タロウ、謎の名シェフだがラーメンが得意な陳シェフというメンツで今日もお客様をお迎えする。しかし、山間にひっそりたたずむこのホテルを訪ねるのは、一風変わった客ばかりのようで――！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりもん]

レンタル。会員制のホテルの為めったに客が来ないので、その客が来たらもうその人が主役って感じで色んな話が読めて良かった。

2013/10/10

[ごま]

およそ丁寧という言葉と対極な絵で、情報一杯なコマも見辛くかなり読み手を選ぶかも。でも慣れたらもうずっとこのホテルの従業員たちと一緒にドタバタを経験しているような気になってくる。２話くらいまで読み続けてほしい。そのあと登場人物の関係性がぐっと滑らかになる。書き込みの多いコマも突っ込みのギャグなのでいちいち面白くなる。初期のOPERAで書かれていたときに稀有な方だなぁと思った。このまま突き抜けて欲しいな。

2014/02/23

[gelatin]

★★★　これまで読んだものと比べるとまあまあ。期待値が高すぎた。でもサメマチオのテンポは健在。ドタバタとも言える。パドゥックさんの過去が明らかになると少し深まってくるかな？中では御曹司の話が良かった。

2013/11/21

[瀧ながれ]

資産家が自分の余生のために作った、会員制ホテルを舞台に、曲者スタッフと客たちが繰り広げる、どたばたコメディー。…という感じ？　御曹司のバカンスの回が好き♪

2013/09/07

[まきけん]

会員制の寂れたホテルでおこるあれこれ。なんか読むのに妙に時間がかかった。目が滑るというか。ハイテクタロウさんがすごくかわいい。タロウさん弁当(二段目は唐揚げ専用)はすばらしいね。

2013/10/29