ハヤカワ文庫FT<br> 鉄の魔道僧 2 魔女の狂宴

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ハヤカワ文庫FT
鉄の魔道僧 2 魔女の狂宴

  • ISBN:9784150205577

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内容説明

ケルトの神をふたりも殺めたことで、一躍その筋の有名人となった「最後の魔道僧(ドルイド)」アティカス。その彼の前に突如現われたのは、第二次大戦でナチスを陰から操っていたドイツの魔女団! 過去にもアティカスの命を狙った、因縁浅からぬ相手だ。地獄からデーモンを召喚し、その邪悪なパワーで街の乗っ取りを狙う魔女団に、アティカス(と愛犬オベロン)は立ち向かうことができるのか!? 激動のバトル・ファンタジイ、第2弾

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

50
「そうだね、ご褒美をあげたいよ」オベロンは可愛いよ!ミズ・マクドノーのお家で猫に構うのをやめてくれたらもっと好きになってあげるよ!『カッコーの巣の上で』をみたオベロンが抱いた疑問にアティカスはこれからどう答えていくの?僕は猫だけどオベロンのように寿命を越えて生かされていると知ったら、ちょっとうんざりするかもしれない!アティカスはいままでどれ位の別れを経験したの?だから人間を諦めて犬を友達にしたのかな?東の果ての国では猫は長生きすると妖怪になるらしいから、オベロンが変化してしまわないことを祈っているよ!2013/10/07

kilioi

12
2作目も変わらず大変面白かった。テンポよく、物語への圧倒的な吸引力。モリガンとのやりとりも好きだが、グラニャエールの胸から必死に目を背け野球のことを考えるアティカスが笑いを誘う。原著もおそらく読みやすいのだろうが、訳者の田辺千幸さんの力が大きいのでは? 今巻一番の笑い所「…彼女がおれに向けた表情は、六割が嫌悪で四割が激しい嫌悪だった」人を喰ったようなふざけ具合。様々な神様やその主義主張がわかり勉強になる。この本、すごく好きで多くの人に薦めたいけれど、この表紙、なかなかどうぞと言い辛い……。(でも好きだ!)2013/09/22

ハルト

10
読了:○ オベロンはかわいすぎて、ひらがなで『おべろん』って感じが。かわいいなあ、ほんとかわいい!オベロンの大冒険とか番外編出ないかな。他のキャラたちも魅力的で、はらはらしつつも面白く読めました。聖母マリア登場とかは、某漫画を思い出してしまったりも。次巻も楽しみ。2013/10/25

杏野

9
前作にも増して女難の主人公2100歳、魔女やら女神やらに迫られる度に、必死で野球のことを考えて気を逸らす…ってお前は思春期の少年か! せっかく大変な代償を払って耳を治してもらったのに、今度は反対側の耳をやられちゃった時のキレっぷりに爆笑。怪我することより、治してもらうのにアレとナニしなきゃいけないことの方が怖いってか。このシリーズには、主人公が毎回いろんな女性と絡む(振り回される)展開を期待したい。相変わらず可愛いワンコに吸血鬼な弁護士、肝の太い老婦人…と周辺キャラの立ちっぷりもよく、次作邦訳が楽しみ。2013/10/11

みろ

8
引き続き災厄に襲われるアティカスとオベロンと、今回は利害の一致で共闘する魔女たち。気まぐれに助けてくれたりする女神たちもありがたいような迷惑なような。2100歳のわりにはフットワークの軽いドゥルイドの次なる活躍が楽しみ。2014/01/16

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