内容説明
自玉には少し余裕があるものの、相手玉にもまだ詰みはないという局面での次の一手を出題。鋭い寄せ、あるいは確実な必至。勝敗の天秤が揺れる混沌とした終盤を、勝利というゴールに一気に導く一手。これにて勝ち!勝負を決める一手185問。
■CONTENTS
【第1章】初歩クラス/【第2章】上級位クラス/【第3章】初段クラス
■著者
渡辺明(ワタナベアキラ) 1984年4月23日、東京都生まれ。1994年9月、6級で所司和晴七段門。1997年10月初段。2000年4月四段。2005年11月九段(史上最年少記録)。2004年第17期竜王戦で初タイトル獲得。2008年第21期竜王戦で5連覇。初代永世竜王の資格を得る。2011年第59期王座戦でタイトルを奪取し自身初の二冠に。2012年第25期竜王戦で9連覇。2013年第38期棋王戦、第62期王将戦でタイトルを奪取し、三冠を達成した。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
目次
第1章 初歩クラス
第2章 上級位クラス
第3章 初段クラス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
根室
1
序中盤を優勢に進めていても、最後にこれが指せないと勝ちにならないという局面がたくさんある。これが指せないとという手が、ひと目でわかるレベルのときもあれば、踏み込みの良い決断の一手が絶対というときもある。 自分より強い人が相手なら、それだけ最後の粘りもすごいので決め手を指すのは難しくなる。 詰め将棋やこうした本で、終盤に慣れていく必要がある。 渡辺竜王監修ってどうせ名前なんだろと思ったけど終わってみると他のこの手の本よりも問題が確かに精選されてるような気がした(絶妙手というよりも実戦にありそうな感じが)2014/05/20