内容説明
データサイエンティストとはどんな仕事か。どういう資質が必要か。どう育てるのか。データサイエンティストという職業の全体像を知り、自らの業務との接点を理解する基本の一冊。
目次
第1章 データサイエンティストとは何か(「データサイエンティスト」の注目度をデータで見る 定義のない肩書 ほか)
第2章 データサイエンティストならこう考える(課題解決のための思考ツール 3つの「平均」 ほか)
第3章 分析のツボを理解する(意思決定に使える分析には「数字」が必要だ ワインの評価も舌よりデータで決まる ほか)
第4章 データで語るトレーニング(LINEの1年後のユーザー数を予測する 2種類の分析モデルで選挙結果が的中 ほか)
第5章 時代を変えるビジネスの担い手になる(ビジネスとしての「データ分析」がたどってきた道 ビッグデータ時代の「小さな巨人」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多分、器用です
4
ビッグデータを扱う現場の話など実践的な話もあって楽しめた。データをたくさん取れる現場が強くなれるんで、解析用のフリーソフトがもっと出ないかなーと思う。2015/03/22
Yukiko Yosuke
4
「データサイエンティスト」とは何か?というのを1冊かけて説明する。要するに「常識を疑え」「数字を見よ」というのが本質なのだが、面白いなと思ったのは、最初は一部のデータで試してみて、うまく行ったらすべてのデータに仕掛ける、というコスト意識の在り方。小さく試して、実際にやる時には網羅的に。ソフトバンクとYahoo!の人にインタビューが偏っている気はするが、データサイエンティストについては理解できる。しかし、データサイエンティストが実際どんなことをするのか、具体的な手法は他の書籍で勉強するべき。書いてないので。2015/03/06
トマト・デラックス
4
入門書としては読み易い。ワインの評価式や基礎統計量で例示するのは他書でも見られるため新規性はなかった。Yahooなど実務の様子がうかがい知れたのは良かった。昔からデータ分析してる部門はあったからビッグデータブームに違和感というのはなんとも虚しい。重要性を世間一般に知らしめた西内啓氏に先を取られたにも関わらず、この便乗本である。2015/01/06
Akihiro Nishio
3
ソフトバンク新書だからかYahoo Japanのデータ活用部門の話が多い。サイエンティストと付いているが、本質はビジネスパーソンなんだそうだ。仕事の概略といった内容で、最初に読む本としては良いのではないだろうか。既にある程度の規模のデータを扱っている人には物足りない内容かも。2014/02/22
芸術家くーまん843
3
『データサイエンティスト』橋本大也著 ソフトバンク クリエイティブhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797374446/businessbookm-22/ref=nosim2010年、マイクロソフトのオフィシャル採用ブログに、「テクノロジー業界で最もホットな専門職トップ3」が掲載されました。それによると、最もホットな専門職のトップ3は、以下の通り。◆2010年にマイクロソフトのオフィシャル採用ブログに掲載された「テクノロジー業界で最もホットな専門職トップ32013/08/26