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内容説明
中学２年生の庄司由斗は、失踪した父のせいで家計を支える母や姉のため、医師を目指している。そんな由斗に不思議な“声”が囁く――「歴史を変えてみないか」と。“声”に誘われ、戦国時代にタイムスリップした由斗は、信長の暗殺阻止を独力で企てる。同じ頃、由斗の級友・新村陽介と永瀬葉月は周囲が由斗の存在を忘れていることに気づく。友の窮地を救うため二人も戦国の世にタイムスリップする。正しい歴史は取り戻せるのか！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
15
僕たちのシリーズ第２弾。今回はいきなり私達の知らない歴史からスタートしたから最初はちょっと戸惑ったけど、途中からどうやって私の知ってる歴史へともって行くのかが楽しくなって来ました(*^▽^)/★*☆♪光秀が意外な人物だったり悪の歴史改ざん者が初めて姿が表れたりと前作同様に楽しめました(*^▽^*)黒幕は大体こいつだろうと検討はついてるので次回作ではっきりするといいな～(*^▽^*)2015/09/04
future4227
13
やっぱりこういう話っていいね。子ども向けの小説なんだけど、どうしても興味が湧いてしまう。小前亮さんってこんな小説も書くんだー。ちょっと意外。子ども向けにしては難しい単語や表現がちらほらとあったけど、ストーリー的にはほのぼのとした内容で、コミカルな日本史って感じでしたね。関ヶ原編もあるようなので、ついでに読んでみようと思います。2015/12/11
Book Lover Mr.Garakuta
11
時代を考える(考察する）上では少し突飛すぎると思うが、この作品は読み物としては面白い。読み手の受け入れ方によると思うけどね。2020/01/04
二分五厘
3
中学生が歴史変えようとしたり、守ろうとしたりするタイムトラベル物第二弾。子供たちに「関ヶ原戦記」からの繋がりは無し。相変わらず傲岸不遜な水戸光國は健在ですが。戦国時代に飛ばされる少年たちだけど思念体だけの存在で、周囲から認識されない。物理的に干渉すると、制限つきのカウンター数値が上がり、未来に帰れなくなってしまう。子供が読んで楽しいのかな、この本。そんなにドキドキハラハラ無いし。光秀の本能寺襲撃に新たな理由が追加です。最後は駆け足で残念。"声"の主は一体誰だろう。怨みをのんた歴史の敗者で武者かぁ。2014/06/28
夏花
2
今度は安土桃山時代で歴史改変。声だけの存在さんが姿を現したのにびっくりです。あれは誰なのか、すごく気になります。それから明智光秀さんの声さんからの揺さぶりに動じない台詞がかっこよかった。面白かったです。2015/11/13
