電撃文庫<br> エーコと【トオル】と真夜中の落雷少女(ラッキーガール)。

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電撃文庫
エーコと【トオル】と真夜中の落雷少女(ラッキーガール)。

  • 著者名:柳田狐狗狸
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • KADOKAWA(2014/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048918688
  • NDC分類:913.6

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内容説明

わたしの名前は【エーコ】です。友達と呼べる“人”は居ませんが、つい最近“喋る人体模型”と知り合いました。 深夜の学校を【不審者】が徘徊しているという噂が立ち、あらぬ疑いを掛けられたエーコ。疑いを晴らすため深夜の学校に忍び込んだエーコだが、屋上で焼け爛れた人間の死体を発見してしまい!? 『人の心は目に見えない。だから簡単には触れられない』 ひねくれ少女が遭遇する、残酷で救いのない事件――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

27
おおぅ、今回も後味が悪い。それが持ち味でもあるわけだけど。2013/12/18

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

23
ひねくれ少女と喋る人体模型のシニカルな学園ミステリ第2弾。やはりこのシリーズはエーコの語り口が非常にオレ好みで、悪意ある人間の醜悪さも含め読んでて楽しいです。 帯等にもあるように、今回はあまりにも残酷で救いのない結末でしたね・・・気分が沈んでる時にこそ敢えてドップリ浸りたくなりますw2013/08/21

あなほりふくろう

22
これは面白かった。次第に重くなる状況、交錯する人間関係の中でエーコ自身の心情の変化とその行方を上手く描いている。辺見さんの厚意に「壊死」したはずのエーコの心が揺れる。自分で言う程死んでいないことに救いを覚え、彼女の心情を追いかけるように読み勧め、そして。手を伸ばして触れることができたと思ったのに、このラストはあまりに切なく、救いがない。こんな話を描いたのだから、せめてもう1冊、エーコ自身の物語を書いて欲しい。雪村先生や辰巳先輩など、気が付けば世界はこんなに好意に溢れてるということに気付いてほしいのです。2013/08/14

さばかん

16
なかなか面白かった。  いいラストだった。     まさかあのまま生き続けるのかと思ったけど、ちゃんと自分の手で終わらせることができて良かったと思う。    続き出してくれ。 2014/08/31

ミモザ

14
★9 救いようがないな、この結末は。読み終えて、こんなにも虚しくなるのは久しぶりだ。 今回も人として色々と壊れて欠けているエーコに魅せられた。ラストの金網を踏み壊して辺見を突き落すとこなんか特に。なんか残酷だけど美しいみたいな感じ? で、辺見を突き落したのは彼女を現状から救い出すためで、落ちても死ななかったし、イイ話ちっくに終わったか…と思わせてからのアレだからね。エーコが可哀想。 冒頭の『人の心は目に見えない。だから簡単には触れられない…』って言葉が、重い…。2013/11/09

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