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内容説明
病気になったら、医者に任せるのが一番だ――こんな考えの人は要注意!いくら医学が進歩しても、病気を治す根本は自然治癒力。薬や手術で病気は治りません。しかし「注射を打てば」「手術をすれば」など、病院に行けば治ると信じていませんか?不確実性の医療に、過大な期待を抱いて安易に委ねるのではなく、あくまで、主体的に「命の主人公」をまっとうしてほしいのです。特に、死の場面での医療の関与が問題です。死ぬことを防ぐことは不可能なのに、「死は医療の敗北」と考え、治すための治療を徹底するほど、死から穏やかさを奪い、無用な苦痛を与え、悲惨な結果を招来することになります。本書は「治らない病気が圧倒的に多い」「大学病院はあくまでも研究機関」「“薬好き”の落とし穴」など、医療への過大評価を問い直す一冊。医療の「最善」が、ときに「最悪」の結果をもたらすこともあるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
33
医師は人生の達人でもなんでもない、技術的には頼りになるかもしれないが精神的な面まで医師に頼るのは禁物には納得!2013/08/24
kiti
1
痴呆が進み、自分の名前すら分からない祖母、1年以上も病院のベッドで心臓だけを動かしている祖父、2度がんに罹り、臓器を摘出し辛い治療に耐えたが、毎日どこかしらの不調を訴える義母。そんな人々の姿を見続け、生きるってなんだろうと考え続け、家族にはもしものことがあっても治療しない、意識不明の場合は中止してくれて構わないと言ったら大層怒られた。終活なんて言葉ができた現在もやはりまだタブー視されているのかな。子どもが独立したらいつでもOKとは思っているが、欲を言えば孫の顔は見たい。2015/07/17
coldsurgeon
1
「幸せなご臨終」の再編集本らしい。医者に任せれば大丈夫、のはずがない。病気を治す根本は患者の自然治癒力、医者や薬は補助にすぎない。老いて治癒力が低下すれば、逝くだけである。できることは何でもやるという医者の「最善」が、ときに「最悪」の結果をもたらす。医療は、やってみないとどうなるかわからないという「不確実性」があるのだから、患者には主体的にいのちの主人公を全うしてほしい。2013/09/13




