内容説明
「大きな神殿を建てればおとなしくしている。そうしないと暴れるよ」。神話の中で語られてきた大国主神の言葉は真実だったのか?ここ30年の研究の成果から、弥生時代後期、出雲や山陰地方に無視できない勢力が存在したことが明らかになった。そして、ヤマト建国とともに出雲が没落したことも。驚くほどの巨大神殿を建てた理由は「懺悔」なのか。著者がたどりついた隠された暗号を、今、解き明かす!
目次
第1章 出雲大社の謎―大国主神はなぜ、出雲に常住するのか(大黒柱と出雲大社 本殿の大国主神は、なぜ西を向いているのか ほか)
第2章 出雲国造家の正体―加害者と被害者、二つの顔を持つ(巨大な社殿は恐怖心の反映 出雲国造家は西から東に移った? ほか)
第3章 アジスキタカヒコネの秘密―錯綜する「尾張氏」の系譜(天穂日命にそっくりな神 天稚彦にもそっくりだった ほか)
第4章 出雲大社の暗号―朝廷はなぜ、出雲神の祟りを恐れ続けたのか(身逃の神事の謎 主役がなぜ、身を隠すのか ほか)
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 穏やか貴族の休暇のすすめ。@COMIC…
-
- 電子書籍
- 恐るべき子供たち ブラッディゲートの海…