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内容説明
5代さかのぼってようやく応神天皇につながるという遠い血縁、しかも地方出身の継体が、天皇の座に就いたのはなぜか? 緊迫する朝鮮半島との関係にどう対処したのか? 真の継体陵とされる今城塚古墳の石棺や韓国・栄山江流域の前方後円墳の発掘調査など、考古学上の成果を文献からの考察と突き合わせ、謎の大王の実像に迫る。古代史最大の「空白」がいま、明らかに――。古代史ファン待望の一冊!
目次
第1章 新たな謎の始まり
第2章 近江国高島郡と継体天皇
第3章 継体天皇のルーツを探る
第4章 冠と大刀
第5章 継体天皇と渡来人
第6章 有明海沿岸勢力と大和政権
第7章 百済文化と継体天皇
終章 継体天皇とは誰か