日本を救うC層の研究

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日本を救うC層の研究

  • 著者名:適菜収【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2013/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062184809

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内容説明

大衆社会の成れの果てに出現した愚民=B層の危険性を指摘してロングセラーとなった「B層三部作」の最新作。本作では、政治、経済、文化、スポーツ、音楽などあらゆるジャンルで「B層化」が進んでいる現状をさらに詳しく浮き彫りにする。B層を動かし、商売に利用しようとするA層の戦略や、B層(+A層)に対抗すべき真の保守勢力=C層こそが日本を救いうることを、過去の賢者の知見を振り返りながら説いてゆく。

目次

B層用語辞典 最新版
はじめに 保守とはなにか?
第1章 三島由紀夫の警告
第2章 なぜ政治はここまで腐ったのか?
第3章 なぜプロの仕事が尊重されなくなったのか?
第4章 C層の研究
おわりに 伝統とはなにか?
B層おバカ年表 最新版

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keiトモニ

21
多数決が正しい根拠はどこにもない…一人のソクラテスより二人の泥棒の意見が尊重されるのが多数決で、その本質は反知性主義、プロ、専門家、職人が判断すべき領域に多数決原理を持ち込むから世の中がおかしくなる”たぶん合っている…。活動的なバカが大声を上げ、それを無責任なメディアが拡散し、騙されたB層が素人を社会の一線に送り込む悪循環…これは沖縄のデモを操る本土のひ弱な左翼でしょうし、無責任なメディアとはNHKを筆頭とするのものでしょうね。ま、神の国にならなければいかんしょう。ガチガチのB層人間である私の意見です。 2014/04/21

かまど

20
『当たり前の崩壊への警鐘』 「日本をダメにするB層の研究」に引き続き、読了しました。 C層とはB層の対極にある存在で、「グローバリズム」「普遍主義」「改革・革新・革命」といったものを警戒する層であると、著者は規定しています。 保守的思想の色合いが濃く、「B層の研究」と同様、評価が明確に分かれる一冊だと思いますが、やはり同様に考えさせる内容も盛りだくさんでした。 (続く)2014/11/28

東雲

12
難しかった。適菜収のいうB層(構造改革や維新の会に踊らされている層)は斎藤環の『世界が土曜の夜の夢なら』にでてくるヤンキーと共通してると思うので合わせて読むとさらにいいかも。準B層なので古典を読んで教養を身につけたい。2013/08/05

MAT-TUN

12
適菜収氏の書はなかなかおもしろい。「キリスト教は邪教です」は興味深かったし、「B層の研究」もケッサクだった(特にB層用語辞典には吹き出しそうに(笑))。氏は痛烈な批判を展開しますが下品ではない。だが本書はC層(知性の高い保守)の研究が最後の章のみで物足りない。本書は「B層の研究2」というところ。著者は批判すべきB層には事欠かないけれども、C層の模範が見つからなくて困ったのでしょう。ただ「古典を読もう」と説き、新聞なんか読んでいる暇があったら世界文学全集と日本文学全集を読破すべき、という主張はよくわかる2013/07/07

阿部義彦

9
B層の本は読みました。C層を適菜さんは「構造改革に否定的でかつIQの高い人」簡単にいえば頭のいい保守派と定義します。その1例として三島由紀夫の言葉を引用しながら、B層がのさばっている今の日本に警鐘をならします。しかし時遅し、今の政権の駄目っぷりと恥を知らない厚顔無恥にはこいつら昆虫並か?と声も出ません。アイツらが無い!と言い張ったものは総て有ったのですね。サッサと消えてもう二度と人前に顔を見せないで貰いたいです!2018/05/12

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