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内容説明
残された煙草を手がかりに「赤べこ」に辿り着いた剣心は、元新選組で今は警官の斎藤一と再会する。一方、剣心を恨む観柳は、新選組で「人斬り刃衛」と呼ばれていた男を剣心への新たな刺客とし、神谷道場を狙い、動き出す…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
69
下巻まで読むとそれなりのまとまりやボリューム感もあってまずまずの面白さ。映画もけっこう良かったし続編が決定したことだしもしかしたらこのパラレル版の続編がありうるかも。それはそれで読んでみたい。2013/07/09
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
46
再読。2020/05/11
カナン
41
原作では斎藤一が一番で次に志々雄が好きなのだけど、こっちでも一ちゃんが美味しいとこ持ってった。これならもっと早く読んでおけば良かった。制服のデザインも史実に近くなり、資料が無くて「適当」だったらしい連載時のオリジナル衣装も痩せて飢えた狼らしくて良かったし、きちっとブーツインになった今回のも両方格好良くて彼に関しては満足。当時も賛否両論でしたが、作品の生みの苦しみについて作者がぽつぽつと語ってくれるフリートークの頁が好きだったりします。剣心は此方の方がある意味年相応。技名変更は単純に語感悪いよ和月さん(笑)2015/03/23
桜もち
39
シリアスなのにギャグ要素も多くておもしろい。斎藤一の『負け犬の負け犬たる所以は、負けたからではない。闘って負けたから戦わなかった者共に負け犬とそう呼ばれる。戦わなければ男は負け犬にすらなれない』が、カッコよかったなあ…2016/08/10
Y2K☮
35
斎藤一の一言が北方謙三「三国志」の曹操や馬超と重なった。我が身を振り返ると学生時から書き続けても作家になれなかった。逃げたと思われるのが悔しくて無理していた部分もある。でもふと気づいた。俺は全力で闘った、闘った上で負けたのだと。確かに負け犬。でも初めから諦めて闘う事すらしなかった人間や己は何もせずに「アイツには無理」と冷笑していた連中とは違う。だから新たな自分への変化を受け入れるのは変節じゃない。人生を有意義に使う為の適応であり成長。そして今なお闘いは続く。より自由に。人斬りから流浪人になった剣心の様に。2017/09/16